2013年09月30日

原発事故子ども・被災者支援法を踏まえた「基本方針」求める意見書を可決

 今日は9月定例市議会の最終本会議でした。ここで、東京電力福島第一原発事故で、福島県や関東地方から京田辺市へ避難されてきた市民のみなさんでつくる「3・11ゆいネット京田辺」から、政府に提出してほしいと陳情されていた「子ども・被災者生活支援法に基づく具体的な施策の早期実現を求める意見書」が全会一致で可決しました。

 この意見書では、復興庁が8月30日に公表した「基本方針案」について「被災当事者の意見反映や支援対象地域の指定基準の合理性、各被災者への具体的支援策の平等性などについて、問題点が指摘されている」と批判し、政府に、「基本方針案」についての公聴会の開催や、住民・避難者へのヒアリング、被災当事者・支援者との協議などの措置を早急に行うこと、支援対象地域設定のための「一定の基準」について、合理的・科学的な基準を明らかにし、その基準に該当する地域をもれなく支援対象地域とすること、や幾つかの具体的な施策を求めています。
 意見書全文は下へたたんで掲載していますので、ぜひご覧ください。

 意見書提出を求めてきた「3・11ゆいネット京田辺」のみなさんは、この間、京田辺市議会の全会派に数度にわたる要請行動に取り組むなど熱心な活動をされてきました。私も何度かお会いしてお話をお聞きしましたが、その都度、色んな資料もいただき勉強になりました。

 今回、陳情を受け日本共産党議員団が他の会派へ意見書提出を呼びかけ、最初の案文も提案しました。他会派の議員の方からも「他の議会でも意見書が上がっているようだし、ていねいな資料も持ってきて何度も陳情に来ているのだから、議会としてちゃんとせんとあかんと思っている。まとまるような文章にするよう話をしたらいいのでは。」という声が出ていました。
 そして会派代表者の協議の場でも文章を調整することですべての会派が合意することができ、全会一致で可決されました。

 またこの日の本会議で日本共産党議員団は「70歳から74歳までの高齢者の医療費窓口負担1割の堅持を求める意見書」を提案しましたが、自民党系会派、公明党、民主党などの反対で否決されました。

 本会議では他にも条例改正案や補正予算案などの採決がありました。私は市税条例改正案について、反対討論にたち、「ごく一握りの富裕層の税負担を著しく引き下げ、格差拡大を促進するもの」と批判し、日本共産党は反対しました。

 また一般会計補正予算について、今回の補正予算では小学校クーラー設置事業の前倒し実施や、地域の元気臨時交付金の活用など評価できる内容はあるものの、
@小学校給食調理の民間委託を桃園小、田辺東小で向こう3年間継続する、
A中学校において完全給食実施でなく、選択式デリバリー弁当方式導入にとどめる、
B市職員給与を今年7月から来年3月まで一人平均16万7千円引き下げる、
という問題点もあります。
 日本共産党議員団からは増富議員がこれらの点を指摘する反対討論にたち、反対しました。
13年9月議員別態度一覧.JPG

 9月議会の、各議員の一般質問実施状況や主な議案へ態度は上の図の通りで、同じものをPDFファイルでも紹介しておきます。⇒13年9月議員別態度一覧.pdf
子ども・被災者生活支援法に基づく具体的な施策の早期実現を求める意見書
posted by こうじろう at 17:38| Comment(0) | 議会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月29日

国の交付金を活用し、1億円以上の財政効果

9月29日午後投稿
 9月議会では一般会計の補正予算も市当局から提案されました。この中に、私が3月議会の一般質問でとり上げた国からの「地域の元気臨時交付金」の活用も盛り込まれました。(「地域の元気臨時交付金」については3月26日の記事「国の交付金を市財政に積極的に活用を」をご覧ください)

 この交付金は、今年度政府予算で安倍内閣が打ち出した公共事業の推進に関わるものですが、地方自治体ではその活用にあたり、新たに大型事業を計画しなくても、元々予定していた事業の財源としても活用することができ、上手く活用すれば地方自治体の財政を助ける効果もあります。

 今回の補正予算では新たに国から1億円余りの交付金を受けることができたので、3月議会に出された昨年度予算の補正分とあわせて、その交付総額や活用方法について、総務常任委員会で資料請求もして、とり上げました。

 今回の補正予算までの、地域の元気臨時交付金の交付総額は、1億5千万円にのぼり、それを活用した事業内容と事業額は、
◎保育所の駐車場造成  1590万円
◎生活道路の改修等の整備  5330万円
◎地域の排水路の改修や整備  2090万円
◎三山木地区区画整理事業の中の宅地造成  1020万円
◎消防ハシゴ車の購入  1億9790万円
◎小学校へのクーラー設置(設計業務)  3680万円

になり、総額では3億3500万円の事業に活用されています。

 これらの事業には、交付金の有無に関わりなく必要な事業として当初予算に計上されていたものが多く、その財源に1億5千万円の交付金を活用することができました。
 その評価と市財政への影響について、質問したところ、市からは「道路整備の前倒しの実施ができたことや、財源の点でも大きなメリットがあった。一般財源に余裕が生まれ、当初予算に比べ、地方債の発行を1億円以上の減額する効果があった。」と答弁がありました。

 また今後について、市当局に聞いたところ、小学校へのクーラー設置の取付工事事業に200万円程度、追加交付される見通しもあるとのことでした。積極的に活用できて、ある程度まとまった財政効果を生むことができたのではと思います。
posted by こうじろう at 16:36| Comment(0) | 市政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月28日

松井ヶ丘小運動会。長岡京市議選支援。

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 今日は地元の松井ケ丘小学校の第35回運動会でした。私も案内をいただき最初の開会式に出席させてもらいました。今日はきれいな青空が広がり日差しはあるものの涼しく、絶好の運動会日和でした。
 松井ヶ丘小学校の運動会は、最上級生の6年生のクラス数によって色分けをしているようで、今年は、赤、黄、青の三つの組に分かれて競うようです。上の写真は各組の得点版と、児童が手づくりで書いた運動会のスローガンです。

 開会式が終わると直に、明日から市議選が始まる長岡京市へ、応援に行ってきました。今回の長岡京市議選は定数2削減で、新人候補も多数立候補するらしく大激戦になっています。私は、6期目に挑む現職のはまの利夫議員の担当する地域の応援に行ってきました。
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 日本共産党からは、今回の長岡京市議選にははまの利夫さんのほかに、現職のふじもと秀延さん、たけやま彩子さん、野坂京子さん、前職の小原明大さん、の5人が立候補する予定です。
 上のポスターの写真にもあるとおり、はまのさんの事務所では緑をイメージカラーにされており、のぼりなども緑色になっていますが、聞いたところでは5人の予定候補のみなさんがそれぞれ赤、黄、オレンジ、青、をそれぞれイメージカラーとして選び、5人そろって「ゴレンジャー」ならぬ「キョウサン5Five」として押し出しているとかで、その楽しいマンガも見せてもらいました。

 安倍内閣がいよいよ消費税増税など悪い政治を進めようとしている時に、それときっぱり対決している日本共産党が地方選挙でもしっかり勝利できるようがんばりたいと思います。
posted by こうじろう at 22:24| Comment(0) | 議会の外で | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月27日

多くの市民が利用する「マル老」制度の堅持、拡充を

 9月議会の一般質問では、京都府の「老人医療費助成制度」についてもとり上げました。利用にあたっての所得制限はありますが、65歳から69歳を対象に、医療費の窓口負担を3割負担から1割負担へと引き下げる大きな役割を果たしています。(この制度についてはこの間のブログの記事「『老人医療費助成制度』の積極的活用を」、「『マル老』制度の堅持を」もご覧ください)

 この制度は京田辺市ではここ近年、1200人以上の方が利用されています。今年も7月末時点で1347人の方が申請されています。京田辺市の65−69歳人口は4728人(9/1付)なので、利用率は28.5%になります。昨年度は利用が1298人で対象人口が4379人だったので利用率は29.6%です。毎年、対象年齢のだいたい3割の方が利用している非常に有効な制度です。(下は利用件数の推移を示したグラフです)
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 だからこそこの間、市の答弁でも一貫してその意義を認めてきました。今回、改めて議事録を調べたところ2010年6月議会、2011年6月議会、2012年3月議会、2012年6月議会、2013年3月議会ととり上げ、いずれも市当局は「収入は少なくなるが医療費がかかるという年齢世代に医療を受ける機会を保障する役割を果たしている」と答弁してきています。

 これだけ多くの市民が活用してきた制度について、京都府は、国が70−74歳の医療費窓口負担を現在の1割負担から2割負担に引き上げたら、その内容を現在の「3割負担→1割負担」への軽減から「3割負担→2割負担」へと助成内容を後退させ、さらに所得制限の条件をきびしくして、利用できる対象を減らす方向で検討しています。

 「マル老」利用者にとって窓口負担が「1割負担」から「2割負担」になれば、医療費は倍増することになります。ただでさえ所得が少なくてこの制度を利用している高齢者にとっては命にかかわる重い負担ではないでしょうか。仮に国の制度が変わったとしても、その時には「マル老」制度を今のままの「1割負担」への助成として対象年齢を65−74歳と拡充すればいいのではないでしょうか。
 このことはこれからもしっかり取り組んでいきたいと思います。
posted by こうじろう at 19:59| Comment(0) | 市政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月26日

日本共産党支部と一緒に水害対策のフィールドワーク。議会運営委員会。

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 今日の午前中、同僚の水野恭子議員、地域の日本共産党支部のみなさんと一緒に、京田辺市北部の農村地域で大雨対策の状況などを調べるフィールドワークに取り組みました。

 この地域は昨年8月の京都府南部を襲った豪雨の際には床上浸水被害も出たところで、今年9月15、16日の台風18号に伴う大雨では、昨年ほどの被害は出ませんでしたが、一部では浸水寸前まで行きかけたところです。

 一番上の写真がかなり危なかったところで、今日もまだ16日未明に河川増水に備えて積んだ土のうが残っています。河川のすぐ横には民家も建っています。この河川は深さが1.5mは優にあるようですが、16日未明には川のふちの上部2センチくらいのところまで増水して、このままでは住宅に浸水するというので消防団などのみなさんが夜中に急きょ土のうを運んで積んだものです。それで何とか事なきを得ました。

 その後、ここから下流に向かって20分くらい歩いて、他の河川への合流部の状況なども見て回りました。私は昨年8月の豪雨被害対策の際に、この辺りを一通り見て回り地元の方から状況や、増水の要因などを聞いていたのでそれらを説明しました。

 今回見に行くと、川岸の一部が大雨の影響か、土砂崩れを起こしている場所がありました。下の写真の真ん中辺りで赤いカラーコーンの間、約5mくらいが崩れています。ここも道路部分までは被害はなかったようですが、改めて大雨のすごさを実感しました。
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 午後からは議会運営委員会がありました。この場で私は、10月にある決算特別委員会の審議日程について、議会事務局の対応の不手際を指摘し、十分な審議時間が確保できるようにすべきだと述べました。これについては、他の委員から審議時間を確保するための具体案も提案されたので、基本はそれに基づいて、必要な審議はしっかり行うということで確認できました。

 またこの日の議会運営委員会で、最終本会議に提案される意見書案が確定しました。一つは、日本共産党議員団が提案する「70歳から74歳までの高齢者の医療費窓口負担1割の堅持を求める意見書(案)」です。

 もう一つは、東京電力福島第一原発事故で、福島県や関東地方から京田辺市へ避難されてきた市民のみなさんでつくる「3・11ゆいネット京田辺」という団体から、政府に提出してほしいと陳情されていた「子ども・被災者生活支援法に基づく具体的な施策の早期実現を求める意見書(案)」です。こちらの方は、昨日の議会各会派の代表者による協議の場で文言などの修正をしながら、政府に提出することで合意できたので、私をはじめ全会派の代表者が提案者になりました。
posted by こうじろう at 20:13| Comment(0) | 議会の外で | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする