2016年02月29日

国会議論を見守るだけでいいのか 代表質問が終わる

 今日は先週の市長の施政方針演説を受けての市議会各会派による代表質問がありました。日本共産党議員団からは、岡本亮一議員が質問にたち、およそ30項目にわたって質問しました。市長の基本的な政治認識とともに私たちが重要な課題と位置付けていることについて、短くても触れるようにしているので、どうしても項目数は多くなりますね。

 市長の基本的な政治認識では、今、国政でも重要な課題となっている戦争法=安保法制をめぐる認識や、TPP協定について、原発再稼動について、消費税増税について、の4点についての市長の認識をとり上げましたが、市長の答弁はこれらにきちんと答えず、国会審議を見守るという姿勢に終始し、自らの言葉でそれらについての考えを語ることはありませんでした。

 また原発に関連した質問では、自ら答弁せずに危機管理監に任せており、この点では市長として、市民の代表として市民の暮らしと安全を守る立場から、国政上の課題であっても堂々と発言していくべきではないかと思いました。

 他の会派の代表質問も比較的広範囲にわたるものが多く、そうなると答弁に立つ部長の数も多くてけっこう時間がかかり、終了したのは夕方5時を少し回っていました。いくつか、似たような課題をとり上げているものもありますが、それでも市の答弁を聞いていると、幾つか新しい発見や気がついたことなども出てきます。

 それで改めて議案説明書や予算書なども見直すことが多いです。それらを踏まえて、改めて議案や予算案の中身を調べて、日本共産党議員団としてこの3月議会、しっかりと審議し、市民の願いが少しでも前進するようにしっかりがんばります。
posted by こうじろう at 20:13| Comment(0) | 議会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月28日

日本共産党後援会ニュースと5野党合意宣伝ビラを一緒に。

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 新しい日本共産党後援会ニュースができました。いつもは月初めに発行することが多いですが、2月は短いし3月議会は、一般質問が3月に入ってすぐにあるので、少し早めに出しました。
 今回の日本共産党後援会ニュースは、私の3月議会での一般質問通告の内容を簡単にお知らせするのと、大住中学校での選択式デリバリー弁当を試食した文教福祉常任委員会の取り組みの報告、そして日本共産党議員団で行なった京丹後市の「200円バス」についての視察研修の報告です。この後援会ニュースはご希望の方にはPDFファイルなどでお届けすることもできますので、ご連絡ください。

 また今回は日本共産党後援会ニュースだけでなく、2月19日に日本共産党、民主党、維新の党、社民党、生活の党の5野党党首会談で4つの点(@安保法制の廃止と、集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回を共通の目標とする、A安倍政権の打倒をめざす、B国政選挙で現与党及びその補完勢力を少数に追い込む、C国会における対応や国政選挙などあらゆる場面で、できる限りの協力を行う)を紹介する、日本共産党京都府委員会が発行したビラも同封して一緒にお届けします。
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 上がそのビラの表面と裏面です。この宣伝ビラは駅前宣伝などのために作成されたものですが、5野党党首会談の合意の中身や志位和夫党委員長のコメントなども簡潔に紹介されており、わかりやすいので一緒に届けることにしました。

 私もさっそく今日から担当している地域で配布を始めました。一声かけて顔を合わせたお宅では、いつものように戦争法廃止を求める2千万人署名にご協力をとお願いしています。今日はたくさんの方が協力してくれて30人分以上の署名が集まりました。
 また中には、「この前、新田辺駅前で署名しましたよ」という方や「知人から署名用紙を預かっているので、集めて届けるつもり」という方、他にも加入している労働組合で声がかかって署名をしたという方もいて、戦争法廃止を求める声と運動が広がっていることを実感しました。
 この世論の広がりが今回の日本共産党をはじめとする5野党合意を実現させた大きな力なんだなと思います。

 明日からは3月議会の代表質問、一般質問があり、その翌週も委員会審議などで議会日程が詰まっていますが、その合間をぬって残っている後援会ニュースの配布や戦争法廃止署名にしっかりがんばりたいと思います。
posted by こうじろう at 16:08| Comment(0) | 日常の取り組み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月27日

日本共産党の介護保険についての学習会

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 今日の午後、京都市内で日本共産党が主催した介護保険制度についての学習会が開かれ、参加しました。
 介護をめぐって様々な問題がでている一方で、この数年だけでも介護保険制度は頻繁に、そしてより複雑に変更されています。その下で、現在の介護保険制度が肝心の高齢者の願いに応えるものになっていない点をどう改善していくのか、考えようというものです。

 最初に京都民医連事務局次長の松田貴弘さんが介護保険制度の現状と全体的な問題点について、短時間ですがよくまとめられた報告をされました。要点がすっきりしていて分かりやすいものでした。
 印象的だったのは、国は介護保険制度を、社会保障制度全体の改悪を進める「モデルケース」のように扱っているのではないかという指摘です。介護保険を改悪して国がねらう「効果」が上がったものについては、似たような改悪が保育や医療、障害者福祉などにも取り入られているという指摘で、言われてみれば「なるほど」と思い当たることがたくさんあります。
 そして介護保険制度改悪がこのまま進めば、社会保障の理念そのものの変質になりかねない、そうならないための運動をと呼びかけられました。

 また介護保険制度では地方自治体の役割がとりわけ重要になるということも強調されました。制度の大本は国が設計していますが、その実際の運用にあたっては自治体ごとに結構いろいろな差がでてきます。この点では、地方自治体ごとにそこの住民の要求に応え実状にあったものへとしていくための努力が大事で、私たち地方議員の役割も大きいと感じました。
 ほかにも介護報酬切り下げの問題点や、「新総合事業」移行をめぐる問題と状況についても説明され、勉強になりました。

 学習会では他にも山内佳子京都府会議員が、新年度の京都府予算案で介護保険制度に関する部分についての課題などを報告されました。

 また実際に介護サービスを行っている介護事業所の方も参加されており、介護の現場で起きている実態や課題、問題点などを非常にリアルに発言されました。
 この中では、「サービス付き高齢者向住宅」など施設など色んな「ハコモノ」はできても、その中で高齢者の生活を支えるサービスが追いついていないこと、また株式会社の参入によって利潤追求が優先されて高齢者が振り回されているような実態も紹介されました。

 日本共産党の参院京都選挙区予定候補の大河原としたかさんも参加さ(一番上の写真です)れており、府北部の介護事業所を訪問して懇談されてきた中身なども紹介し、最後に「介護保険制度が悪いということだけで済ませず、実態がどうなっているのかを明らかにしていくことが大切。利用者の実態や、介護事業所の実態、そこで働く人の実態などを示して住民全体で共有していくことが大切ではないか。」と提起されました。

 他にも介護事業に取り組む方から「介護保険だけでは高齢者の暮らしは支えられない。高齢者の暮らし全体を支えるという視点が大事で、介護保険ともに老人福祉の制度、サービスも向上させていくべきだ。」という提案もされました。
 現場で取り組まれている方の発言や積極的な提案もあって勉強になった学習会でした。
posted by こうじろう at 21:11| Comment(0) | 日常の取り組み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月26日

京丹後市の200円バスの成果 日本共産党視察研修報告1

 1月27、28日の二日間、日本共産党京田辺市議団として京都府北部の京丹後市と与謝野町を訪問して視察研修をしてきました。
 京丹後市は2004年に丹後半島西側にあった峰山町、大宮町、網野町、丹後町、弥栄町、久美浜町の6つの町が合併して誕生した市で、その面積は約500平方キロメートル(京田辺市の約12倍の広さです)になります。
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 この広い京丹後市において市内全域の公共バス(丹海バス)の料金を上限200円に設定する「200円バス」の取り組みが2006年からスタートしました。上の写真は私たちが研修場所の旧峰山町にある京丹後市役所から旅館のる旧網野町の網野中学校前バス停まで、この200円バスで移動した際のバスの料金表示です。
 距離にして約14キロ、30分くらいの乗車ですが、バスの料金は200円を越えることはありません。ちなみに「200円バス」実施前の料金体系では最大1150円で、3ヶ月定期だと最大72620円が17780円で済む事になります。

 当初は「200円バス」は現実的でないという危惧もあったようですが、後で紹介する京丹後市やバス会社の丹海バスの様々な努力もあり、利用者が増えるなどの大きな成果が上がっています。
 具体的には、
○年間利用者数 2005年:約17万4千人→11年約39万3千人 2.3倍へ
○年間運賃収入 2005年:4579万円→11年5945万円 1.3倍へ

 利用者数が増えたことにより、料金収入が前よりも増えています。その結果、以前から実施していた丹海バスへの路線バス運行補助金は2005年の8114万円から、12年には6933万円へと、絶対額でも1千万円以上の削減となり、200円バスを実施しない場合の見込み額(12年で1億800万円)と比べれば4千万円近い節約効果をあげたことになります。(なおこの路線バス運行補助金は、対象路線の拡大や新規バス車両購入などもあり近年は9千万円前後で推移しているそうです)

 またこれら以外にもう一つ、意外な成果もあります。それは高齢者による運転免許返納の数です。高齢者の運転免許返納数は、200円バス実施前は年間で十数人程度でした。それが200円バス実施後、2万円分のバスチケット(6か月分くらいの利用に相当)の特典をつけるようにしたところ、近年では年間80人くらいの方が運転免許を返納されているそうです。特典も大きいと思いますが、それ以上に高齢者にとって、もう自分で運転しなくても日常の買い物や通院、役場の利用などで困る事が少なくなってきたと実感されている事の表れではないかと思います。

に続く)
posted by こうじろう at 15:40| Comment(0) | 議会の外で | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月25日

「足踏みしてもうしろへ引くな!!」を読んで

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 今回読んだのは「足踏みしてもうしろへ引くな!! 不当解雇から復職まで ユニオンとの一年間の足跡」です。実はこれ、立派な外装ですが自費出版されたものです。著書は私の知り合いの方で、公務労働の現場で非正規職員として働いていた時に、不当な勤務評定をされそれを口実に、短期雇用契約の更新を拒否された、つまり「雇止め」にあった方です。

 しかもその際には、契約期間が切れるわずか2週間ちょっとの前にいきなり電話で「次の契約更新はしないから、2週間後にはこなくていい」と通告するという非常に乱暴なやり方でした。この方はしばらくは何が起こったのかわからず混乱していましたが、知人からそういう時には個人加盟できる労働組合「ユニオン」に相談するといいよ、と助言をうけて、生まれて初めて「労働組合」の役員の人たちと会ったのです。
 そしてそこからユニオンに加入され、およそ一年に及ぶ闘いで、事実上の勝利和解、職場への復帰を果たされています。

 その過程を一冊の本にまとめられてたのですが、とてもわかりやすく、しかもものすごく面白いです。私も以前、議会で市職員の非正規雇用の問題をとり上げたことがあり、その時にいろいろ調べたのですが、実は公務労働分野での非正規雇用の人たちはびっくりするくらい、労働者としての権利もなく弱い立場に置かれています。しかもその救済措置もほとんどないような状態です。

 この方もそのためにいったいどうやったらいいのだろうか?とユニオンの仲間と一緒に散々、知恵を絞ることになります。その内容がとてもユーラスで、読んでいてもぐいぐい引き込まれて一気に読めてしまいます。
 また文章だけでなく、自らイラストも描かれておりそこにも何とも言えないユーモアもあって、つらい目にあってそこから立ち直るための闘いであるけれども、楽しく読めます。

 実はこの本はその著者の方から無料でいただいた本なのですが、無料というのが申し訳ないくらいの内容で、お金を払って読んでも十分、納得できる内容です。
 明るく楽しい労働組合の闘いとして、そして働いて不当な目にあった時にどうするか、を考える上でもとてもおすすめの一冊でした。
posted by こうじろう at 21:01| Comment(0) | 議会の外で | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする