2017年03月31日

府営水負担軽減の重要性 17年3月議会一般質問から1

 3月議会の一般質問では昨年9月議会に続いて、京田辺市の水道事業経営についてとり上げました。昨年9月議会のときは2014年度までの資料で議論しましたが、実は2015年度から市水道事業をめぐる環境に大きな変化がありました。それは京田辺市が京都府から購入している「府営水」料金の引き下げです。

 この問題は昨年10月の決算特別委員会でも少しとり上げました。(その内容は1月17日の記事「水道事業会計健全化へ、府営水負担軽減を 16年決算審議から10」をご覧ください)昨年9月議会の一般質問では市の水道事業全体をとり上げましたが、今回は主に「府営水」の問題に絞って議論しています。

 まず「府営水」料金引き下げの影響ですが、これは水1tをつくるための給水原価を引き下げ前の14年度と比較すると明瞭になります。
2番3月画像原価構成比較.JPG

 ご覧のように府営水料金はここでは「受水費」となりますが、57円から48円に9円下がり、原価全体の引き下げ分の大半を占めています。なお、ここで大事なことは受水費は大きく下がっていますが、他の構成部分はほとんど変わっていないという点です。

 このことを指摘して、その評価を改めて問うたのに対し市当局は「本市の受水費の軽減に寄与した」と認めています。ただ一定の寄与があっても水道事業全体は依然として単年度の収支では2億5千万円近い赤字で厳しい経営だとも述べました。

 水道事業全体の問題はありますが、少なくとも「府営水」購入に関わる費用を抑えていく事は市の水道事業経営にとって積極的な意義があることは間違いありません。

に続く)
posted by こうじろう at 16:28| Comment(0) | 市政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月30日

公共の理念を踏まえた取り組みを 枚方京田辺環境施設組合議会一般質問報告2

 今日の記事は3月25日の記事「ごみ処理は行政が主体になることが必要と組合執行部が表明 枚方京田辺環境施設組合議会一般質問報告1」の続きです。

 環境施設組合議会の一般質問で取り上げた二つ目は、今後、組合がDBO方式に基づいて、民間委託をする内容や、事業者の選定を進めるために設置が決まった「事業者選定委員会」に諮問にあたり、組合の基本的な立場などを踏まえた「指針」に類するものを提示すべきよう求めました。

 「事業者選定委員会」は単に事業者の決定方法だけを審議するのではなく、新たに建設していく新ごみ焼却場の性能や規模など建設にかかわる中身、諸条件や、建設後の運営の基本的な方針ともなる「要求水準書」と、事業者との契約項目の策定も行います。
 かなり重要な中身を策定していくことになるだけに、それを委員会に丸投げするのではなく組合執行部として、大まかな方向性なりを「指針」などで示すよう求めたものです。

 これには組合執行部から「委員会への諮問あたり組合の考え方として、『基本計画』にそったものを示していきたい。」と前向きの答弁がありました。

 それで再質問では、「基本計画で示された4つの基本方針(環境保全性、資源循環性、安定稼動性、経済性)だけでなく、公共の理念に基づいて、住民福祉の向上や地域社会、地域経済への貢献ということも盛り込むべき。」と指摘しました。

 「基本計画」にある4つの基本方針はいずれも大事な点だと思いますが、これらはどちらかというと具体的な施設建設、運営にかかわるものであり、「公共が責任を担う」と言うからには「公共」の理念を全面的にとらえるべきだと思い、やや抽象的になりましたが住民福祉の向上や地域社会への貢献なども取り入れるよう求めました。

 これには組合執行部から「質問の内容も含めて事業者選定委員会で議論してもらう予定だ。」と答弁がありました。この点は重要なことだと思います。今後の組合議会での活動でも、これらの点がしっかり堅持されているかどうか、点検をしていきたいと思います。

(終わりです)
posted by こうじろう at 17:18| Comment(0) | 市政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月29日

共謀罪撤回求める意見書は否決に〜3月議会が閉会

17年3月議会議員別態度一覧図.JPG

 今日の午後から3月議会閉会本会議が開かれ、上程されていた条例改正案などの議案や、2017年度京田辺市一般会計予算案などについての討論と採決が行われました。

 議案関係では日本共産党議員団は、低所得世帯の保育料減免制度の拡充や、高齢者の介護保険料減免制度の拡充など市民の暮らしを守ることにつながる条例改正案などには賛成しましたが、国の制度改悪をそのまま地方自治体に持ち込む条例改正には反対しました。反対した議案については、総務常任委員会で審議したものは増富議員が、文教福祉常任委員会で審議したものは横山議員がそれぞれ反対討論にたちました。

 2017年度一般会計予算案では、日本共産党からは予算特別委員をつとめた横山議員が反対討論を行いました。予算案については、日本共産党だけでなく無会派の次田議員が反対討論を、また公明党の河田議員とみらい京田辺の小林議員がそれぞれ賛成討論を行っています。

 予算案への態度や主張などにどうかなと思うところもありますが、それぞれの議員が自らの考えにもとづいて予算案への意見を積極的に表明していくことは議会審議の充実にもつながることだと思います。
 また賛成討論をした議員でも冒頭に「経済は厳しい。国民には景気回復の実感がないと言われている。税収の伸びも期待できない。」と述べるなど、国民の暮らしの厳しさに触れるものもありました。

 代表質問や予算委員会の総括質疑では市長は、市民生活の厳しい実態を正面から見ない態度を続けていますが、それは改めるべきだと思います。

 意見書案では、当初は日本共産党が提案した共謀罪法案の撤回を求める意見書案だけでしたが、その後、民進党系のみらい京田辺から「より幅広く一致できるものにしたい」として「テロ等準備罪」法案の慎重審議を求める意見書案を対案として提出してきました。

 ただ最初に提案された内容は「テロ等準備罪」への国民の懸念を払拭するために慎重な審議を求めるというもので、会派間協議の際に私は「これでは共謀罪成立を前提とする内容ではないか」と指摘しました。それに対してみらい京田辺の議員は「慎重審議の中には廃案という選択肢も入っている」と述べたので、「それならそのことを文章にも明記すべきではないか」と提起したら、それを受け入れて文章に「廃案も含めて慎重に審議することを求める」と明記されました。

 日本共産党議員団で対応について相談し、廃案も含めて国会で慎重審議をと求める内容なら反対せずに賛成しようと決めて本会議にのぞみました。

 意見書案の本会議審議では、公明党の議員が私たちの提案した撤回を求める意見書案について反対討論を行い、「テロ対策のためには必要」「過去に廃案になった共謀罪とは違うテロ準備罪だ」などと述べ、みらい京田辺の提案した慎重審議を求める意見書案に対しても「いたずらに審議を引き延ばすことには賛成できない。政府は迅速に成立させるべきだ」と述べました。

 この反対討論を受けて、準備してませんでしたが私が賛成討論に立って、テロ対策という名目は成り立たず、国会審議でもこれまでの共謀罪と変わらないこと、また国民の内心の自由を奪う恐れが大きくさらに捜査機関による国民監視強化の口実にもなることなどの問題点を指摘して、撤回すべきだと述べました。即興で行った討論でしたが、まあまあの出来かなと思います。

 採決では私たちの提案した撤回求める意見書案は賛成少数で否決されました。みらい京田辺提案の慎重審議を求める意見書案は、賛成、反対が9対9の同数となり、議長裁決によって否決となりました。
 両方とも否決というのは残念な結果になりましたが、これからも共謀罪の廃案を目指す運動を広げていきたいと思います。なお、今日の3月議会閉会本会議での議員ごとの態度などはこちら⇒17年3月議員別態度一覧
posted by こうじろう at 17:50| Comment(0) | 議会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月28日

2018年京都府知事選に向けた会議

 今日の夜、民主府政の会の京都南部の地域連絡会担当者会議が開かれました。京都府では来年4月に知事選挙が行われます。知事選では、政党だけでなく要求で一致する広範な労働組合や市民団体、個人のみなさんと共同で戦います。前回、3年前の知事選挙では私も京田辺市・綴喜郡地域のみなさんと一緒に民主府政の会や、尾崎さんを推薦した「世直しネット」の運動に取り組みました。

 そのときの経過もあって、今回も知事選挙に向けた準備や提起などを議論するために開かれた会議に参加させてもらいました。
 私も先日開かれた北陸新幹線延伸を考えるシンポジウムのことや、日本共産党京田辺市議団と府会議員団が一緒に取り組んだ振興局交渉のこと、また京田辺市政の状況などについても発言させてもらいました。

 4月上旬には今度は京都市内で京都府下全域を対象に、各地域や労働組合、市民団体などに呼びかけた会議も開催される方針も提起されました。知事選は通常は4月の第一もしくは第二日曜日が投票日となるので、告示日との関係で言えばもう一年をきっていることになると思います。

 今日は午後に明日の閉会本会議に向けた市会議員団の会議も開き、その場で先週まで行われていた京田辺市議会予算委員会の議論も、予算委員をつとめた同僚議員から詳しく教えてもらいました。
 その中で気がついたのは、北陸新幹線問題での市長の無責任な態度は、実は京都府知事の無責任な態度とまるで一緒ではないかということです。この点では、無謀な北陸新幹線延伸をストップさせるためにも知事を変えることが大切だと思いました。
posted by こうじろう at 21:46| Comment(0) | 日常の取り組み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月27日

閉会本会議に向けた議会運営委員会

 今日は午後から29日の閉会本会議に向けた議会運営委員会が開かれました。主な中身は閉会本会議の議事日程の確認ですが、この場で民進党系会派「みらい京田辺」から「『テロ等準備罪』を新設する組織犯罪処罰法改正案について慎重な審議を求める意見書」案が新たに提案され、議事日程に追加されました。

 他にも5月に予定されている臨時議会や、6月定例議会の日程などについても議会事務局から報告がありましたが、全体としては比較的短い時間で終了しました。

 その後で閉会本会議で日本共産党議員団として行う幾つかの討論の内容についての打ち合わせもしています。3月議会も審議などは終わり、後は討論、採決だけ大詰めという感じですね。

 またいつものことですが、閉会本会議の前には次の定例議会の日程を確認しています。気分的には「まだ3月も終わっていないのに6月の日程か」とため息が出るような気もしますが、スケジュール調整の面では良い面もあります。3月も長かったように感じますが、今週末はもう4月で、新年度らしい予定、行動計画も入っています。

 新年度を気持ちよく迎えるためにも、3月議会では最後まで市民の願い第一の市政、議会となるようがんばりたいと思います。
posted by こうじろう at 19:15| Comment(0) | 議会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする