2017年10月31日

給食実施方式ごとの経費試算を提示〜中学校昼食等検討委員会

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 今日の午後、第5回京田辺市中学校昼食等検討委員会が開かれ、傍聴してきました。今日は市教育部から中学校で給食を実施した場合の、実施方式ごとの経費比較が示されました。(上の写真はその資料です)

 実施方式では、@自校調理方式、A親子調理方式(他の小学校などで調理して配送)、Bセンター調理方式、C食缶型デリバリー方式(食缶で配送し学校で配膳)、D弁当箱型デリバリー方式、の5つがあげられ、それぞれ初期導入経費と、導入後の1年間の維持経費が示されました。試算では今後数十年間の京田辺市内の中学生数の増減も踏まえて、最大の中学生数に対応する事を前提にされているようです。

 初期導入費用では、給食調理室を建設する必要がある@、A、Bの方式が19億〜27億円程度に対し、その必要がないC、Dでは4〜6億円程度でした。一番高かったのはセンター調理方式で、これは用地確保やセンターとして調理部分以外の設備を建設する必要があることから、割高になります。
 一年間の維持経費では、5方式いずれも1億3万円から1億5千万円程度です。こちらではデリバリー方式が、@、A、Bに比べて高くなります。

 試算を示した資料には30年間の経費合計をしたものも示されました。それを見ると、一番低額の費用がC食缶型デリバリー方式で約50億8千万円で、一番高額がBセンター調理方式で約69億2千万円でした。
 @自校調理方式は約58億5千万円で、デリバリー方式と比べると30年間では8億円程度の差です。年間に直せば2700万円程度の差になります。
 ただこれらの試算にしても@自校調理方式やA親子方式では、現在の学校敷地内に給食室を確保できるスペースがあるのかということも現実的な課題となります。

 今日の委員会では事務局からこれらの資料、数字が示されました。経費面からのみの資料なせいか、あまり委員からの意見は出ませんでした。委員長からも「経費面のみを見て決めるというわけではない。こういう数字が出てくるということを理解する事が大切ではないか。」と発言があり、その通りの感じでした。

 また委員から「試算を見てこんなにお金がかかるのか、京田辺市にはまだまだお金が必要なんだなと感じた。」という率直な声も出されました。傍聴しながら改めて中学校給食の意味を議論して市民的な合意へと広げていく取り組みが大切ではないかと感じました。

 検討委員会は今後、年明けに実際に中学校給食を実施している近隣自治体を視察して議論をするとの事で、今後の議論にも注目していきたいと思いました。
posted by こうじろう at 18:02| Comment(0) | 市政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月30日

京田辺市でのマイナンバー利用の状況 9月議会一般質問報告6

 今日の記事は10月27日の記事「効率的でないマイナンバー記載の中止を 9月議会一般質問報告5」の続きです。

 一般質問では、2015年12月に制定された「個人番号の利用及び特定個人情報提供条例」にもとづくマイナンバーの利用状況や、それらの制度利用の申請にあたりマイナンバー不記載の場合の対応についても尋ねました。

 市当局からは、市独自の障害者福祉(医療費助成など)にかかわるものでは申請は1270件でうちマイナンバー記入申請は1005件。生活保護事務では申請78件でうちマイナンバー記載申請は48件、障害福祉事務では申請4474件でうちマイナンバー記載申請は2360件、障害児童福祉手当事務では申請196件でうちマイナンバー記載は33件、と説明がありました。

 なおこれらの制度の中には利用申請にあたり、世帯の所得状況が適用条件にあるものでは家族全員のマイナンバーを記載するようになっているものもありますが、行き過ぎではないかと思います。

 また「条例」ではこれらの事業以外に、健康診断、予防接種もマイナンバーを利用するようにしていますが、現時点では利用申請時にマイナンバーは必要ないとしているとの事です。

 また申請時のマイナンバー不記載での対応については、市当局から「マイナンバー法ですべての国民に適切な利用が求められており必要な事務では申請時に記載することが必要。ただし窓口で記載が困難な方もおり、当面、混乱を避けるため記載がなくても受け付けることとしている。」と答弁がありました。

に続く)
posted by こうじろう at 17:55| Comment(0) | 市政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月29日

2017年9月議会・活動報告ビラが完成

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17年9月議会・活動報告ビラ裏面.JPG

 京田辺市9月議会の主な内容や結果などをお知らせする9月議会・活動報告ビラが完成しました。表面には私の9月議会での一般質問の概要と、8月後半に行なわれた避難所運営訓練のレポートを掲載しています。

 裏面は日本共産党京田辺市議団の共通版で、保育所の待機児解消を願う市民の声と運動が、議会と市政を動かして請願の採択や、市当局による対策の具体化などを実現してきたことを紹介しています。
 あわせて9月議会で日本共産党が提案した核兵器禁止条約の日本の批准を求める意見書が可決したことと、主な議案などに対する各会派の賛否の態度の一覧表も載せています。このビラのPDFはこちら⇒17年9月議会・活動報告ビラ

 9月議会の閉会本会議は9/28だったので、ちょうど一ヶ月前に終わったのですが、ずいぶんと前の様な気がします。9月議会のまとめなどの資料は総選挙の告示前にある程度、まとめていたのでそれを見ながら報告ビラを作成したのですが、「こんな事もあったなあ」みたいな、懐かしいような気さえします。まあ、それだけ総選挙に全力を注入していたのかも知れないですね。

 昨日の夕方に印刷も終わり、地域で配布に協力いただいているみなさんのところへお届けしました。私もさっそく担当している地域へ配布しようと思っていたのに、またしても雨の一日でした。今度のビラは議会・活動報告ビラなので、総選挙の時のように「公示までに」とか「せめて投票日の3日前には」みたいにすぐ目の前に期日があるようなものではないですが、それでも9月議会が終わって一ヶ月がたっているのでできるだけ早く配りたいです。
posted by こうじろう at 16:39| Comment(0) | 日常の取り組み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月28日

第27回京田辺市保育のつどい

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 今日の午前中、中央体育館を会場に「第27回京田辺市保育のつどい」が開かれました。京田辺市内の公立、民間あわせて7つの保育園・所の相互の交流を図るために毎年、行なわれているものです。今年も保護者や子ども達がたくさん参加しています。

 今年は市制20周年記念ということもあってか、内容が例年と異なり歌のおにいさんとおねえさん、ピュア・ハート・ミュージックによる「歌のゆうえんちコンサート」がもたれたようです。私は来賓として出席し、開会セレモニーが終わって退席をしたので残念ながら見る事はできませんでした。
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 その後で総選挙で支援のお願いをさせていただいた方のところへお礼の訪問をしました。けっこう話し込んだりしたお宅もあってあまりたくさんは回れませんでしたが、残っているところもできるだけ早いうちに訪問しようと思っています。

 京田辺市では今日も雨模様でした。小雨で時折あがったような感じにもなりますが、日中はほぼ降り続いています。このところ、毎週土日になるとはかったように雨が降ります。兼業農家のお宅では稲刈りができなくて困っているところもあるようで、まったくうらめしいお天気ですね。
posted by こうじろう at 18:22| Comment(0) | 議会の外で | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月27日

効率的でないマイナンバー記載の中止を 9月議会一般質問報告5

 9月議会の一般質問では、今年3月議会に続いて住民税特別徴収税額決定通知書(自治体が給与から住民税を天引きしてもらうために事業所等へ送る通知書)へのマイナンバー記載の中止を求めました。

 この問題では、京田辺市でも7700通以上の通知書を事業所宛に発送する中で2人分の住民について、送付先の事業所は関係ない人の通知書を送るという「誤送付」が発生しました。
 この様な「誤送付」は「しんぶん赤旗」の報道によれば今年、全国101の自治体で計630人分に及んだそうです。過去にも「通知書」送付にかかわる同様の「誤送付」は生じていたようですが、今年からマイナンバーが記載されたため大きな問題になりました。

 質問では全国的には総務省の記載すべしという通知にもかかわらず独自の判断で記載していない自治体も少なくない事を示しました。報道などで判明した分では、不記載としたのが名古屋市、高知県四万十市、神奈川県厚木市、兵庫県西宮市、岡山県赤磐市、瀬戸内市、またアスタリスク(*)に置き換えたのが仙台市、長崎県佐世保市、下4桁のみの記載が大阪府吹田市、となっています。

 全国商工団体連合会が6月に行った全国の自治体へのアンケート調査では、不記載、一部記載、アスタリスク置き換えなどで対応したのは274自治体となり、群馬、埼玉、東京、大阪、奈良、山口の6都府県では過半数の自治体が不記載などであったという結果が報告されています。また事業所からマイナンバー記載では受けとれないと返却され後日にマイナンバー部分を黒塗りしたり削除して再送付した自治体の例もあります。

 しかし市当局の答弁は「国は公平、公正な課税、行政事務の効率化を目的にマイナンバー制度を導入しており、法令の規定に基づき記載して通知していく。」ものでした。

 それで再質問で、京田辺市ではマイナンバーを記載したため昨年は普通郵便で送付していた「通知書」を今年はわざわざ370万円の費用を余計にかけて「簡易書留」で送付する事になった事を指摘して「効率的ではなくなっている」と指摘しました。
 これ以降の答弁では市当局は「効率的」という言葉は使わなくなりましたが、それならば記載そのものをきっぱり中止すべきです。

に続く)
posted by こうじろう at 17:00| Comment(0) | 市政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする