2018年05月31日

議案説明。議会運営委員会。

 今日は午前中は6月議会に提案される議案の、各常任委員長への説明が市当局から行われました。私も総務常任委員会が所管する二つの条例改正案について、その概要の説明を受けるとともに、委員に配布する資料や準備などについて意見を述べました。

 総務常任委員会には二つの議案があります。一つは市税条例改正案で、これは4月16日に総務・建設経済の合同協議会で市から説明があった、資本金1億円以下の中小企業の新規設備投資を促進するための固定資産税減免措置を導入するものです。国で成立した生産性向上特別措置法にもとづくもので、税制改正による経済政策と言えると思います。

 そのため今日の委員長説明や、常任委員会審議の際には所管外ですが、産業政策などを担当する経済環境部からも職員が出席します。各種の政策を促進するために税制面で優遇措置を設けることはよくある方法ですが、今回は各自治体の中小企業対策が主となっているので市の担当部局も出席するようです。

 もう一つは消防団員公務災害補償条例の改正案です。こちらの方は2016年の人事院勧告にもとづく制度改正を踏まえて2年がかりで制度変更を行うものです。変更内容をわかりやすく説明した資料が出されたので、その配布を求めました。

 午後からは議会運営委員会がありました。今日の議会運営委員会は、一般質問の順番確定などで割りと短時間で終了しました。ただ次回以降に議会改革の取り組みに関して、議会基本条例の検証と各委員会の所管事務調査の方法についても議論していくことを確認しました。

 いずれも今期の議会活動から始まったもので、実質的には丸3年間の取り組みですが、その活動を振り返って必要なら見直しを進めることも大切だと思います。
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2018年05月30日

小諸市のコンパクトシティの概要 総務委員会17年度視察報告4

 1月18日は長野県小諸市を訪問して同市のコンパクトシティ、中心市街地の再構築事業などについて研修してきました。小諸市は人口42725人、18537世帯で面積は98.55平方キロメートルです。浅間山麓にある市で自然条件などは京田辺市と大きく異なりますが、人口の規模や財政規模などは京田辺市とほぼ同じくらいです。

 同市では2012年から17年にかけて、旧市役所の建物の建替えとともに、それに隣接した市民会館の廃止、図書館・商工会議所の建替え、さらに駐車場を立体化し、800m離れたところにあった「小諸厚生総合病院」の移転・新築の事業が行われました。
 私たちの訪問した頃には建物の整備などはすべて完了し、新しい市庁舎と図書館と市民交流センターが入った「こもろプラザ」、「小諸厚生総合病院」の3施設が隣接して出来あがっていました。

 なお「小諸厚生総合病院」はJA系列の病院ですが、今回の移転・新築にあたり小諸市から30億円の財政支援をおこなったとの事です。そしてその財政支援も含む総事業費は109億5200万円で、財源内訳では国からの補助金などが20億2400万円、市債が50億4200万円、一般財源が38億8600万円です。
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 上の写真は研修場所の市庁舎3階から撮ったものですが、左にある青色の壁が「小諸総合病院」(名称は浅間南麓こもろ医療センターに変更されています)で、右手にある2階建ての建物が「こもろプラザ」です。
 下の写真では右手にあるのが「こもろプラザ」で左手にあるのが小諸市役所です。ご覧のように小諸市役所とこもろプラザは2階部分で連絡通路でつながっています。
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 小諸市役所は小諸市のほぼ中心に位置しており、そこに市民の利用の高い総合病院や図書館が隣接しています。小諸市ではこれらの施設を住民が利用しやすいように、公共交通政策の見直しにも力を入れています。

 以前は周辺を5つの地域に分けてそこから中心部へと運行するコミュニティバスだけでした。それを14年度から朝夕の時間帯のみの定時定路線バスとして特化し、それとは別に昼間の時間帯に新たに運行するデマンドタクシー=予約制相乗りタクシーを導入されたそうです。
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 上の写真は研修が終わった後に市役所近くを歩いている時にたまたま見かけたそのデマンドタクシー「愛のりすみれ号」です。後ろにあるのは普通のスーパーで、そこから買い物を済ませたらしいおばあさんが乗り込んでいき発車しました。市中心部ではスーパーや公共施設前など停車場所が決まっているようですが、周辺部の方なら行きも帰りも自宅まで利用できるので評判が良いとの事です。

 担当者の方も今後、中心市街地の活性化と公共交通の整備が重要になるとお話されていました。

に続く)
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2018年05月29日

6月議会一般質問は13日午前10時からに

 今日、来週から始まる京田辺市6月定例議会の一般質問通告が締め切られ、14名の議員から質問通告が提出されました。今回も日本共産党議員団は5人全員が質問にたちます。一般質問は6月11〜13日の三日間ですので、初日5人、二日目5人、三日目4人の配分になります。

 私の質問順番は11番目なので、三日目、6月13日(水)の一番目に質問にたちます。最初なので質問開始時間も、本会議が開会してすぐで午前10時からになります。本会議はインターネット中継もされますし、議場での傍聴も出来ますので、条件のある方はぜひ、視聴または傍聴においでください。

 6月議会で私が一般質問でとり上げるのは大きくは三つのテーマです。以下に、私の一般質問通告の内容を紹介しておきます。

(1)京都府民間社会福祉施設サービス向上補助金の見直しについて

 京都府は今年度より、府内の民間認可保育園や障害児者施設や高齢者向けケアハウス等に、それぞれの定員数などに応じて支給してきた「民間社会福祉施設サービス向上補助金」を、各社会福祉法人の地域貢献活動に補助する「地域共生社会実現サポート事業補助金」へ変更した。
@従来の「民間社会福祉施設サービス向上補助金」について、市内の民間保育園や障害児者施設、高齢者向け施設への、支出状況(補助対象施設数、補助金額など)を明らかにされたい。
A今回の補助制度の変更により、市内の民間保育園など福祉関連の事業所にどのような影響があるのか、市の考えを明らかにされたい。
B従来の補助金は自由度が高く各施設の施設整備などでも重要な役割を果たしてきたが、今回の変更により予算規模が縮小された他、利用条件が厳しくなるなど事業者に新たな負担になりかねない。京都府に対して、補助制度の変更を見直すよう求めるべきと考えるが市の見解を明らかにされたい。
C市内の民間認可保育園について、府の補助制度活用に関する助言や、市独自の補助金も含めた支援策を拡充すべきと考えるが、市の見解を明らかにされたい。

(2)高齢者向けバス代補助制度の導入について

@高齢者向けの公共バスのバス代補助は、高齢者の経済的負担の軽減だけでなく、社会参加の促進や、経済効果、自動車利用の低減による環境対策など、様々な面で積極的な意義があると考える。バス代補助の効果や意義について、市の見解を明らかにされたい。
A高齢者向けバス代補助制度を導入すべきと考えるが、市の見解を明らかにされたい。

(3)平和施策について

 第二次大戦から73年が経過しようとしている。戦争体験者や戦争遺族の方の高齢化が進む中で、京田辺市として直接の戦争体験者だけでなく、戦争遺族の方の体験手記も含めて、第二集目となる戦争体験手記集を発行してはどうか。

 ところで今日は火曜日で、松井山手駅で定例の早朝宣伝に取り組みました。宣伝の後にいつものようにツバメの巣を見てきました。相変わらず抱卵中のようで、1羽のツバメが巣の中にすっぽりとおさまっています。下から見ると尻尾の先が少しだけはみ出して見えるだけなので、角度を変えると巣が空のようにも見えます。
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posted by こうじろう at 17:59| Comment(0) | 議会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月28日

6月議会の日程が確定

 今日の午後、京田辺市6月定例議会に向けた議会運営委員会が開かれました。この場で市当局より6月議会に提出する条例改正案などの議案が示され、その簡単な報告がありました。

 条例改正関連は専決処分で3本、議案として4本、あります。いずれも国の法改正などにもとづくものですが、中には1本で数点の改正があるものもあり、それらを一くくりにして賛否を明らかにしないといけないので、中身をよく吟味する必要もあります。
 今回は補正予算案の提案もなく、私が所属している総務常任委員会の所管する議案も2本と比較的少ないです。その分、一般質問などに力を注ぐようにしたいと思います。

 6月議会関連の議題の後は、先日、5月12日に開いた議会報告会のまとめの議論や、先日実施した議会運営委員会の管外視察研修を踏まえての議会改革の議論が少しありました。
 先月の議会報告会についてはいずれも積極的な受けとめが多かったですが、一方で参加者のアンケートでも年齢層に偏りがあるという課題もあります。また、視察先の自治体の取り組みとの比較で、京田辺市議会としての位置付けにかかわるものもあります。それらについて今度も引き続き議論していく事になると思います。

 なお今日の議会運営委員会で確認した6月議会の日程は以下の通りです。
2018年6月定例議会日程

6月 4日(月)開会本会議 午後1時半〜
  11日(月)本会議一般質問 午前10時〜
  12日(火)本会議一般質問 午前10時〜
  13日(水)本会議一般質問 午前10時〜
  18日(月)文教福祉常任委員会 午前10時〜
  19日(火)建設経済常任委員会 午前10時〜
  20日(水)総務常任委員会 午前10時〜
  22日(金)議会運営委員会 午後1時半〜
  26日(火)議会運営委員会 午後1時半〜
  28日(木)閉会本会議 午後1時半〜
posted by こうじろう at 17:20| Comment(0) | 議会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月26日

鬼怒川水害の教訓と防災対策の日常化 総務委員会17年度視察報告3

 今日の記事は5月24日の記事「鬼怒川水害を踏まえた常総市の対策 総務委員会17年度視察報告2」の続きです。

 前の記事で鬼怒川ハザードマップでは、常総市役所が浸水被害を受けることが想定されていた事を紹介しました。そういうこともあって今回の水害被害で、常総市の防災計画に問題はなかったのかという質問も研修では出ました。
 これに対する同市の担当者の答えは「防災計画の問題はなかったと思う。その通りに動けば機能発揮できたが、実際には場当たり的な対応になっている。」というものでした。

 この問題に関連して私からも質問させてもらいました。常総市では鬼怒川水害の直後から有識者などによる「常総市水害対策検証委員会」を設置して一年近くかけて、鬼怒川水害について様々な角度から検証され、16年6月に「平成27年常総市鬼怒川水害対応に関する検証報告書−わがこととして災害に備えるために−」という報告書を公表しています。

 私の質問はこの「検証報告書」に「非常時の危機管理のみならず、平常において地域防災計画の実効性を確保することを明確な一つの業務として定義し、業務責任者を特定していなかった。」という指摘について、具体的な意味などを聞いたものです。

 常総市の担当者からは「災害対策は、大きなところから、細かいところまで考える必要がある。防災計画は大きな方針であり、今、マニュアルづくりを重視している。また本部の場所のTVアンテナ、電話回線、電気容量などをすべてチェックしながらやっていく。」と説明がありました。

 先の「検証報告書」では、ところどころに市だけでなく国や県、警察、消防、自衛隊など多くの関係者が揃うのに防災対策本部を設置した部屋が狭くて十分、機能し切れなかったということや、本部に大判地図やハザードマップがないままであったと言う事などが指摘されています。

 これらを受けて常総市では現在、災害対策本部を設置する部屋を庁舎内で一番大きな会議室(普段はパーテーションで仕切って2つの部屋として使用されているそうです)に指定し、その部屋に増設用の電話回線の整備や電気容量の引き上げ、TVアンテナの配線などを施されたそうです。(常総市役所では建て替えの際に仕事をするのにTVはいらないだろうという事で、大半のところにはTVアンテナ配線がないそうです)
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 上の写真は災害対策本部が設置される予定の会議室に常時、置いてある常総市全域の1万分の1の地図です。この時は使用されていませんが、何時災害が起きてもいいようにこの地図と、ほぼ同じ大きさに拡大されたハザードマップの二つが出しっぱなしになっているそうです。ちなみに1万分の1の地図で市全域をカバーするために国土地理院にわざわざ特注されたとの事です。
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 また上の写真は私たちの研修の様子ですが、実はこの部屋が万一の時にパーテーションを外すと大判地図のある部屋と一体となって災害対策本部が置かれる場所となります。片隅にはそれに備えていつでも電話が増設できるようにすでに回線が引かれています。(下の写真です)
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 こういうことを具体的に説明をしていただき、災害対策を実効性あるように日常的にすすめるとはこういうことかとイメージする事が出来ました。幸いな事に京田辺市では市全体が大きな被害を受けるような災害には、まだ、遭っていませんが、自然災害は何時、どこで、どれくらいの規模で起こるかわかりません。それだけに何時大規模災害が発生してもスムーズに計画通りに対処できるよう、想像力を働かせ、その実効性を確保する事が大事だということが良く理解できた研修でした。

(常総市の項は終わりです)
posted by こうじろう at 18:26| Comment(0) | 議会の外で | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする