2019年02月07日

株式配当所得にかかわる住民税課税の誤り〜総務常任委員協議会報告1

 今日の午前中、総務常任委員協議会が開かれました。議題は二つで、一つ目は株式配当所得への住民税課税の間違いについてです。2003年の税制改正で株式配当所得への課税方法が源泉徴収制に変えらました。それ以降は、住民税の課税額が確定した後に株式配当所得にかかわる確定申告(修正申告)が住民から提出されても、通常は源泉徴収のほうを優先するので、その確定申告を考慮しなくても良くなりました。

 それを京田辺市では後から「確定申告」が提出された場合に、それに基づいて株式配当所得への住民税課税額を変更する措置を続けていたので、その誤りを訂正し、正しい税額へ変更し、還付または追加の納税をお願いするというものです。

 私は総務常任委員長として事前に担当課から説明を受けていましたが、何とも複雑でわかりにくい制度変更でした。間違いに気づいた発端は、全国的にかなり多くの自治体、政令指定都市や東京特別区でも同様の間違いが見つかり、その是正が報道される中で本市の担当課が確認も含めて調べたところ、同じような間違いをしていた、というものです。本市は1月末に課税間違いについて公表していますが、それ以降も京都府内の自治体で同様の間違いを公表している記事を幾つか見かけます。

 市の担当課からは、住民から確定申告が提出されればその申告に基づいて課税するのが大原則であるため、制度変更後もそうしていたのではないかと説明がありました。京田辺市だけの間違いなら、担当者のミスかもしれませんが、全国的には大きな規模の自治体などかなりの数の自治体で間違いが発生しているようで、国の制度改正の適正であったのかどうかも気になるところです。

 もう一つの議題は、国保税引上げ方針についてのもので、これについては改めて報告したいと思います。

に続く)
posted by こうじろう at 17:10| Comment(0) | 議会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月06日

現市長が次回不出馬を表明

 今日の午後、石井明三京田辺市長が次回、4月に行われる京田辺市長選挙に立候補しないことを記者会見で公表しました。京田辺市では4月の統一地方選の後半戦(4月14日告示、21日投票)で、市長選・市議選が行なわれますが、現市長は今期かぎりで引退という事になります。

 現市長は2007年4月の市長選で、市職員から市長へと立候補して初当選を果たし、2011年の2期目は無投票当選、2015年の3期目は142票の僅差で当選し、3期12年をつとめました。今日の記者会見では特に後継候補などはあげなかったようです。

 市長選については、日本共産党も参加する「新しい京田辺市をつくる市民の会」は前回、2015年の市長選では大植のぼるさんを擁立して闘いました。残念ながら力及びませんでしたが、「市民の会」はこの4年間、定期的に参加する団体の代表者会議を開いて今の京田辺市政をどう評価するのか、住民の要求実現にどう取り組むのかなど議論と運動を続けてきました。この4月の市長選挙に向けても、「市民の会」の基本政策づくりなどを進めています。

 また今週に入って、4年前の市長選に旧民主党系府議から転進して立候補し僅差で届かなかった方が、4月の市長選挙へ立候補することを正式に表明され、記者会見も行なっています。今の時点で市長選への立候補を正式に表明されているのはこの方だけですが、他に立候補をするだろうといわれている方もいます。

 一方、市長選と同時に行なわれる市議選では、4年前は無投票になりましたが、今回は十数名の新人の立候補が予想され、前回とはうって変わった多数激戦になることが予想されます。日本共産党は私を含めて5人の現職議員が再選を目指して奮闘していますが、いよいよ選挙戦の様相が明らかになってきて、いっそうがんばらねばと思いました。
posted by こうじろう at 18:41| Comment(0) | 市政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月05日

金沢市の防災広場〜総務委員会視察報告2

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 昨年11月8日には石川県金沢市を訪問して、防災広場をテーマにした視察研修を行いました。金沢市では市の東西南北それぞれの方面に、防災備蓄倉庫や防災拠点広場を整備されています。私達はそれらの中で、市東部方面にある「大桑防災拠点広場」を訪問して見学してきました。委員会の行政視察は、訪問先の市役所などで行うことが多いですが、今回は防災広場そのものを見学するために現地で行いました。

 大桑防災拠点広場は金沢駅から車で15〜20分程度の場所にあり、元は果樹園などであったようですが、金沢市が用地買収して2015年4月に完成した施設です。事業費は用地費が約11億1700万円、工事費などが約6億1600万円で、合計約17億3300万円です。
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 大桑防災広場の面積は11797平方メートルで、施設としては、建物では防災備蓄倉庫と、屋根付避難広場(公衆トイレ付)の2つで、他に耐震性貯水槽や防災井戸、マンホールトイレ、非常時にはカマドとして使えるベンチ、スツール(背もたれのないイス)が配置されています。また中央にヘリポートしても使える多目的広場があります。
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 上の写真で左にあるのが防災備蓄倉庫です。この倉庫には簡単な事務室のような部屋が一つあり、視察では最初にその部屋で40分程度の説明をお聞きして、後は防災広場を歩いてまわりながら説明していただきました。右にあるのが屋根付避難広場です。こちらも建物としてはけっこう大きいです。

 この屋根付広場では、柱の内側に下の写真のようにオープンスペースをぐるりと囲むように取っ手のようなレールが配置されています。これは非常時に必要に応じてビニールシートなどをかけて風除けにしたり、閉じた空間としても使用できるように工夫されています。
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 他にも災害時の対応を考えて幾つかの工夫がされた設備でした。この防災広場は平時は普通の公園として市民の憩いの場として提供されたり、各種の防災訓練や研修などにも積極的に利用されているそうです。ただ非常時用ということもあり、一般的なイベントなどでの貸し出し・利用はされていないとの事です。

 京田辺市でも防災広場の整備を計画していますが、その計画をより良いものにする上でも役に立つ視察だったと思います。
posted by こうじろう at 18:30| Comment(0) | 議会の外で | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月04日

2つの選挙で安倍政権を終わらせる審判を

 消費税10%増税中止を求める署名のお願いで地域を回っていると、様々な対話になります。「消費税増税は仕方のないのかなと思う。医療や福祉のためだし、孫の代に負担をかけるのもねえ。」と言っていた女性の方も、「消費税が上がっても医療や福祉がよくなったと思いますか?逆に負担ばかり増えているのではないでしょうか。」と話すと「それはそうだけど」と話が弾み、5年間で27兆円もの大軍拡をやめるなど税金の使い方を改めるなどを訴える中で署名に協力してくれました。

 また別のお宅では「消費税増税に反対ではないけど、確かに今は景気が悪いね。安倍首相の言っている事はいい加減だ。」と署名に応じてくれました。他にも「安倍さんはひどいですね。統計の不正調査でもう消費税増税は無理ではないか。」と言われる方や、「安倍はあかんね。自分の好きなようにやっている。選挙はがんばらんとね。」、「北陸新幹線の駅ができたら固定資産税が高くなるのではないか。そもそも北陸新幹線はいらないと思う。がんばって。」と励まされる方やもいます。
 1月に私や倉林参院議員のリーフをお知り合の方に渡してほしいと協力をお願いした「しんぶん赤旗」読者の方からは「知り合いに声をかけておいたよ」と言っていただき、元気が出ました。

 これらの対話を通じて改めて、今年の二つの大きな選挙、4月の統一地方選挙と夏の参議院選挙で、安倍政治、自民党、公明党の政治を終わらせる国民の審判を下さなければと感じました。街頭演説の組み立ても少し変えて、消費税増税と統計調査不正のことを訴えて、「ウソとでたらめの安倍政治を終わらせる国民の審判を二つの選挙でくだそう」と呼びかけています。

 後半では京田辺市政にかかわって、市が来年度から4年かけて国保税を1.2倍に引き上げる計画を打ち出したことをとり上げ、その背景には国保財政強化のために全国知事会が一貫して国の責任で財政基盤の強化、1兆円規模の公費投入を求めてきたのに、自民党と公明党がそれに背を向けていることがあると指摘するとともに、国の悪政をそのまま市民に押し付ける地方自治体ではなく、悪政から暮らしを守る京田辺市をつくろうと訴えています。

 宣伝カーで地域を回っていると、梅の花が咲いているのを見かけました。まだまだ寒いですが、季節は確実にすすみ、選挙が近づいていると感じますね。
posted by こうじろう at 16:30| Comment(0) | 日常の取り組み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月03日

越前市のコンパクトシティと北陸新幹線新駅〜総務委員会視察報告1

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 去年の11月7日、8日と総務常任委員会の管外視察研修に行ってきました。7日は福井県越前市を訪問し、「持続可能なネットワーク型コンパクトシティの形成について」及び「北陸新幹線(仮称)南越駅周辺の拠点地区の考え方について」をテーマに視察研修を行いました。

 越前市は人口約8万3千人、約3万世帯で面積はおよそ230.8平方キロメートルです。現在、武生駅近くにある市役所の建替え工事を進められており、公共交通の面では武生駅を拠点とした運行を行い、バスも駅に集結させ、駅周辺に来れば様々なサービスが受けられるようにされています。

 鉄道では、北陸本線のやや西側で福井市と越前市を結ぶ私鉄として、福井鉄道福武線がありますが、その鉄道事業再構築実施計画が08年度から実施されており、同鉄道の設備更新や修繕維持のために、国、福井県、沿線3市(福井市、鯖江市、越前市)で17年度までの10年間で55億7千万円の支援を行い、現在は第二次スキームとして2018年度から22年度の5年間で、引き続き国、福井県、沿線3市で29億9千万円の支援をする計画になっています。

 また2022年度末の北陸新幹線福井開業に伴い、越前市には新たに仮称南越駅が置かれることになっています。その周辺などの整備について、アクセス道路は福井県で計画され来年度に県が実施予定で、新駅周辺約4.1ヘクタールを越前市が整備するとされています。これについて越前市としては最低限の整備をする方針とのことでした。なお南越駅周辺整備の事業手法については、国の補助を受け直接購入して整備するとのことでした。

 そして新駅東側に350台収容のの駐車場を置き、高速バス乗り場にもしてパークアンドライド方式をとって、周辺の伝統産業の拠点や観光に取り組むとの事でした。二次交通について路線バスとともに、タクシーやレンタカーの事業者などの誘致も検討されているとの事でした。

 北陸新幹線の仮称・南越駅は在来線とは少し離れた、北陸自動車道にも近い場所に新幹線単独駅として設置される事もあり、越前市としては道の駅を新たに整備する程度の計画のようです。将来的にはその周辺に、越前市だけでなく鯖江市などを含めた近隣市町の広域交流機能をもった開発を見据えているとも述べられました。

 ただ気になったのは北陸新幹線新駅設置とその周辺整備に伴う地元自治体負担で、これについて質問したところ、今の段階ではまだ福井県と負担割合などを調整中だからということで具体的な回答はありませんでした。
 北陸新幹線が開通し、新駅が出来るといっても既存の市街地とはなれた場所になることもあって地元の受けとめにも複雑なものがあるように感じました。
posted by こうじろう at 17:33| Comment(0) | 議会の外で | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする