2019年02月03日

越前市のコンパクトシティと北陸新幹線新駅〜総務委員会視察報告1

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 去年の11月7日、8日と総務常任委員会の管外視察研修に行ってきました。7日は福井県越前市を訪問し、「持続可能なネットワーク型コンパクトシティの形成について」及び「北陸新幹線(仮称)南越駅周辺の拠点地区の考え方について」をテーマに視察研修を行いました。

 越前市は人口約8万3千人、約3万世帯で面積はおよそ230.8平方キロメートルです。現在、武生駅近くにある市役所の建替え工事を進められており、公共交通の面では武生駅を拠点とした運行を行い、バスも駅に集結させ、駅周辺に来れば様々なサービスが受けられるようにされています。

 鉄道では、北陸本線のやや西側で福井市と越前市を結ぶ私鉄として、福井鉄道福武線がありますが、その鉄道事業再構築実施計画が08年度から実施されており、同鉄道の設備更新や修繕維持のために、国、福井県、沿線3市(福井市、鯖江市、越前市)で17年度までの10年間で55億7千万円の支援を行い、現在は第二次スキームとして2018年度から22年度の5年間で、引き続き国、福井県、沿線3市で29億9千万円の支援をする計画になっています。

 また2022年度末の北陸新幹線福井開業に伴い、越前市には新たに仮称南越駅が置かれることになっています。その周辺などの整備について、アクセス道路は福井県で計画され来年度に県が実施予定で、新駅周辺約4.1ヘクタールを越前市が整備するとされています。これについて越前市としては最低限の整備をする方針とのことでした。なお南越駅周辺整備の事業手法については、国の補助を受け直接購入して整備するとのことでした。

 そして新駅東側に350台収容のの駐車場を置き、高速バス乗り場にもしてパークアンドライド方式をとって、周辺の伝統産業の拠点や観光に取り組むとの事でした。二次交通について路線バスとともに、タクシーやレンタカーの事業者などの誘致も検討されているとの事でした。

 北陸新幹線の仮称・南越駅は在来線とは少し離れた、北陸自動車道にも近い場所に新幹線単独駅として設置される事もあり、越前市としては道の駅を新たに整備する程度の計画のようです。将来的にはその周辺に、越前市だけでなく鯖江市などを含めた近隣市町の広域交流機能をもった開発を見据えているとも述べられました。

 ただ気になったのは北陸新幹線新駅設置とその周辺整備に伴う地元自治体負担で、これについて質問したところ、今の段階ではまだ福井県と負担割合などを調整中だからということで具体的な回答はありませんでした。
 北陸新幹線が開通し、新駅が出来るといっても既存の市街地とはなれた場所になることもあって地元の受けとめにも複雑なものがあるように感じました。
posted by こうじろう at 17:33| Comment(0) | 議会の外で | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする