2019年08月07日

消防設備基準違反の建物を公表へ〜19年6月議会総務委員会1

 6月議会の総務常任委員会では、3つの条例改正案を審議しました。
 1つ目は火災予防条例の改正で、これは国の通知を受けて、一定規模以上の建物(スプリンクラーや屋内消火栓、自動火災報知器などの設置が義務付けられているものなどです)について、それらの消防用設備が基準を満たさない場合に、建物名、所在地、違反内容を市HPで公表するというものです。

 テナントビルなどの火災で犠牲者を出したことを踏まえ、それらのビルの消防設備が整っているかを公表することで、基準を満たさない、危険な建物へ入居しようとすることを未然に防ぐという意図が背景にあるようです。

 審議では対象となる建物の数や消防署による消防設備の点検の体制などをとり上げました。市当局からは「対象の建物には4つの区分あり、1種(規模が大きく人数も多い)で12ヶ月に1回、2種は特定防災対象(物販店など不特定多数が出入りする)12ヶ月に1回、非特定は18ヶ月に1回、3種の特定は18ヶ月に1回、非特定は24ヶ月に1回、4種の特定は18ヶ月に1回、非特定は24ヶ月に1回。1種が402棟、2種が301棟、3種が377棟、4種が492棟で合計1572棟。事業者件数で約千件。点検・査察の体制は、予防課の担当職員2人と各分署の当直職員で行う。一人で出る時もあるが消防隊で出る時もある。要する時間は1種の小学校などは1時間、30分くらいのところもあれば、大きな工場だと2、3時間かかる。」と説明がありました。
 また公表するとされる重大な違反の内容を聞いたところ、「国で基準が示されており、スプリンクラーなど初期消火にかかわる3種類。」だそうです。

 消防署では、救急出動や火災、事故の出動に加えて日常的にはこういう消防設備の点検もされています。この点で、必要な人員体制は確保できているのかということも聞きました。その際に2015年度に消防庁が実施した消防力実態調査では、京田辺市では、「必要数」136人に対し「現員数」101人(19年度は少し増えて105人です)となっていることも示して、「増員すべきではないか」ということも指摘しました。

 市当局からは「人員の確保はする。市内でも大型の施設が増えるので予防への期待も増える。」と答弁があり、必要な体制はとっていくが当面は現体制ですすめていきたいとのことでした。採決ではこの条例改正案は、総務委員会と本会議でそれぞれ全会一致で可決しました。
posted by こうじろう at 17:26| Comment(0) | 市政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする