2019年10月31日

第14回全国市議会議長会研究フォーラム

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 昨日、今日と高知市で開かれた「第14回全国市議会議長会研究フォーラム」に参加してきました。2日間とも好天に恵まれ、南国・高知市では少し暑いくらいでした。昨日の朝は6時半過ぎに京田辺市を発ちましたが、その時は少し肌寒いくらいだったのでずい分、違います。ただ高知市は日差しがあるところは暑かったですが、日影にはいると涼しかったですね。

 フォーラムの初日は、東京工業大学教授の中島岳志さんが「現代政治のマトリスク−リベラル保守という可能性」と題して基調講演が最初にありました。中島さんの講演は、政治学の立場から今の自民党と野党の状況をどう見るかというお話で、その分析にはなるほどと思うところも多く、わかりやすいお話でした。ただ具体的な政党への言及の一部には、どうかなと思うところもありました。

 基調講演に続いて、昨日と今日にかけて「議会活性化のための船中八策」を大きなテーマにパネルディスカッションと、課題討議がありました。これは司会とまとめ役は両方とも朝日新聞論説委員の坪井ゆづるさんがつとめられ、パネルディスカッションは議会外の識者の方を中心としたメンバーで、課題討議では、上越市、鎌倉市、周南市の各議会の議長などが報告者となり、議会活性化の取り組みや、市民から議会がどう見られているか、現状や課題などが様々な角度から議論されました。

 いずれも終わりの方には短時間ですが、会場の参加している議員から質問などの発言もあって、ちょっとユニークな企画だったと思います。この議長フォーラムには全国の市議会から2000人以上の議員が参加しているので、意見交換や交流などは簡単にいくものではないですが、それでも全国の地方議会の状況が垣間見えました。
 議会にはそれぞれ独自の歴史や地域性もあって、一概に言える部分はそう多くないとは思いますが、具体例に基づいた議論もされたので参考にることも多かったですね。

 ところで高知市までは、岡山まで新幹線で1時間、岡山からは特急で瀬戸大橋を渡って2時間半で、京田辺市からだと乗り換えも含めて4時間以上はかかりました。けっこう遠くで少し疲れました。
posted by こうじろう at 21:39| Comment(0) | 議会の外で | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月29日

中学校給食は共同調理方式で実施と表明〜19年9月一般質問10

 今日の記事は10月25日の記事「中学校給食に思い切った予算を〜19年9月一般質問9」の続きです。

 9月議会の一般質問では、中学校給食の実施方法を検討してきた「庁内検討委員会」の検討結果と、実施に向けた今後のスケジュールを明らかにするよう求めました。

 市当局からは「庁内検討委員会では、自校調理方式などすべての方式について検討した結果、3中学校一斉に早期に実現するためには、給食センターを軸に、共同調理方式により実施すべきという検討結果が出た。スケジュールは今年度から実施場所、施設整備・調理業務の運営手法、各中学校配膳室の整備などを含めた基本計画策定に取り組んでいく。」と答弁がありました。

 再質問では、2018年9月の私の一般質問への答弁で「庁内検討委員会の報告をまとめた上で、有識者などの意見も聞いて、基本計画を策定して決定していく」と述べていたことを指摘して、この点についてはどう取り組むのか、質しました。これには「現場の先生や、有識者、関係者の声を聞いていく。」と答弁がありました。

 なお9月議会に提案された一般会計補正予算案には、債務負担行為として20〜21年度にかけた「中学校給食基本計画策定支援委託事業」として1千万円が計上されています。「委託」となっていることから、何らかのコンサルタントなどの民間業者に発注するのでしょうが、それで本当に良いのでしょうか。学校現場の人たちや市教育委員会の職員の英知を集める上でも、市自らの事業としてきちんと取り組んでいくべきだと思います。

 今後、市当局は給食センター方式での中学校給食実施という方向に進んでいくことになりそうですが、それで良いのかということはきびしくチェックしていきたいと思います。

(終わり)

 なお明日、明後日と高知市で開かれる「第14回全国市議会議長会フォーラム」に研修のために参加します。なので明日の更新はお休みです。
posted by こうじろう at 17:36| Comment(0) | 市政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月28日

市民の負担増に敏感であるべき〜決算委員会最終日

 今日は午後から決算特別委員会がありました。最終日の今日は、各会派の所属議員数に応じた総括質疑と、採決がありました。

 私がとり上げたのは、市民の生活の厳しさや暮らしの不安の増大に対する市長の認識と、暮らしを守り支える上で京田辺市政が果たす役割について、及び京田辺市の財政状況について、公共下水道事業と都市計画税について、粗大ごみ・持込ごみ有料化の検証について、国保税の引き下げを、のテーマです。他にも5つくらい用意していたテーマがあったのですが、片道25分の持ち時間ではここまでやるのが精一杯でした。

 特に力を入れたのは公共下水道事業と都市計画税についてです。公共下水道事業会計は18年度から公企業会計に移行しましたが、それに伴って市は下水道事業への一般会計からの繰入を半分近くにあたる約3億8千万円も減らしています。そして今、公共下水道事業で年間3億円からの赤字が生じるとして、その分を下水道料金を引上げることで埋めようとしています。審議会に出されている資料では3〜4割の大幅値上げが検討されています。

 この点について、そもそもなぜ一般会計からの繰入を減らしたのかについて、市当局は公企業会計に移行したからとしか言えませんでした。これでは住民に下水道料金引上げを押しつけるための移行ではないのかと思います。

 また一般会計からの繰入は都市計画事業として行われているため、その財源は市民が納めている都市計画税から出されています。この点で市民は、直接の下水道料金だけでなく都市計画税の形でも下水道事業の費用負担をしています。それを半分近く減らすのなら、少なくともそれに相当する分の都市計画税は引き下げるべきではないでしょうか。

 この点を指摘し、市民から見れば市当局がやっている事は単に市民に下水道料金の値上げを押しつけているだけではないかときびしく批判しました。
 この他にも粗大ごみ有料化が、ごみ減量化推進という政策目的にかなっていない事も批判しました。

 全体として、市当局は市民の負担増に、真摯に向き合う姿勢に欠けているのではないかと感じた総括質疑でした。決算委員会の詳しい審議内容などは改めてここでも紹介したいと思います。
 なお今日は最終日で委員会採決もありましたが、私は委員長なので採決には加わらず、一般会計決算認定など計9つの議案はすべて全会一致で可決・認定となりました。
posted by こうじろう at 18:39| Comment(0) | 議会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月26日

日本共産党のことをもっと語ろう

 今日の午前中は、地域の日本共産党後援会の方と一緒に、憲法9条を守ろうという署名と、「しんぶん赤旗」購読の訴えで訪問して回りました。1時間半ちょっとの行動でしたが、署名が5筆寄せられ、日本共産党後援会ニュースを読んでいただける方が2人増えました。「しんぶん赤旗」は残念ながら増えませんでした。

 地域を歩いて回っているといろいろと話が弾みます。後援会ニュースを新たに読んでいただける事になったお宅では「うちは共産党ではないから署名はしない」と言われましたが、「京田辺市での私たちの活動や市政や市議会のことをお知らせする後援会ニュースを読んでもらえませんか」という訴えには了解してもらうことができました。

 「しんぶん赤旗」をお勧めしたところでは「野党共闘は今どうなっているの?進展しているの。」と聞かれて、参院選以降の全国各地の取り組みや国会での共同の発展などを説明しました。また別のお宅では「共産党は天皇のことについてどう考えているの?国歌についてはどうなの?」と聞かれて、憲法の条項に基づいた制度として対応していることや、日の丸・君が代を強制することには反対していることなど答えさせてもらいました。

 ただ「景気が悪くて」とか「年金も減らされてるしねえ」という話も出て、直には「しんぶん赤旗」を購読してもらう事にはなりませんでした。それでも何回か粘り強く、日本共産党のいろんな話をしていく事が大切だなと思いました。
posted by こうじろう at 17:43| Comment(0) | 日常の取り組み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月25日

中学校給食に思い切った予算を〜19年9月一般質問9

 今日の記事は10月24日の記事「子どものことを第一に考えた中学校給食を〜19年9月一般質問8」の続きです。

 中学校給食の先進的な取り組みをしている自治体として、群馬県高崎市、兵庫県宝塚市、愛媛県今治市、の三つをあげました。

 高崎市では、以前から地産地消をはじめ地域と一体となって自校調理方式で小中学校の給食をしていました。それが近年の町村合併で周囲の自治体と合併しましたが、合併した地域の小中学校では、給食センター方式での学校給食が実施されていたところも少なくありませんでした。それを計画的に、自校調理方式へと切り替えていっています。
 その背景にあるのは、学校給食は子ども達にとってそれだけ重要なものだという認識であり、給食設備のために予算をかけることは当然であり、そこまですべきだという考えがあります。

 宝塚市では、市長が学校給食は「20年先、30年先の将来を考えて子どもたちの体を作るという大きな役目を担っている」として、市が直接、責任をもって提供する自校直営調理方式を貫き、おいしい学校給食だと評判になり、学校給食のレシピ本も出版されています。

 今治市では、学校給食の提供は年間約180日、1日3食として子どもたちが1年間で食べる食事の1/6は学校給食だとして、1980年代からそれまでの大規模給食調理センター方式を止めて、自校調理方式へと切り替えを進めてきました。

 これらはいずれも多くの予算や行政の努力を要するものですが、学校給食にはそれだけのことをするべきだという、市長をはじめとしたそれぞれの自治体の確固とした信念があると思います。

 再質問ではこれらを示した上で、この点で京田辺市はどうしていくのかと問いかけて市長の考えを明らかにするよう求めましたが、ここでも市長は自らの考えを明らかにすることはありませんでした。市長としての見識が問われる問題だと思います。

10に続く)
posted by こうじろう at 17:52| Comment(0) | 市政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする