2020年02月05日

ごみ減量の効果のない有料化 12月議会一般質問報告5

 12月議会では、19年10月の決算特別委員会でもとり上げた粗大ごみ・持込ごみの有料化の検証と、その廃止についてもとり上げました。決算特別委員会での内容は以前の記事「粗大ごみ等有料化の検証を 19年決算委員会3」をご覧ください。

 質問ではあらためて住民一人あたりのごみ排出量の推移をグラフで示したうえで、16年10月から導入された粗大ごみ・持込ごみの有料化がごみ減量化にほとんど効果を出していないことを指摘して、市の見解を質しました。

 これに対する市当局の1回目の答弁は「これまで(有料化以前)からの市民のごみ減量に対する意識の高さもあって、平成17年をピークに、進んでいたごみ減量化の流れが、なお一層促進された状況」と述べるとともに、有料化は「ごみ処理費用の負担の公平性・公正性の確保と、受益者負担の観点から、市民の理解と協力を得て実施している」と述べ、「現施策の成果は着実に上がっており、…有料化の廃止は考えておりません」と強弁しました。

 市当局も有料化導入以前から、市民によるごみ減量化の取組が大きく進んでいる事を認めざるを得ず、せいぜい有料化によって「一層促進」と言うくらいしかできないことの現れです。しかもその効果の薄さをごまかすように「負担の公平性」云々という議論を持ち出しています。

 これに対して私は、粗大ごみ有料化などを打ち出した2016年2月策定の「京田辺市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画」の内容をあらためて示しました。それが下にある図です。
12月画像9.JPG
12月画像10.JPG

 ご覧のように目標(ごみ減量化)達成のための施策体系として粗大ごみ有料化、持込ごみ費用負担の見直しを打ち出し、特に粗大ごみについては下の画像にもあるように「経済的な動機付けを行うことで、排出者に『まだ使えるのにもったいない!』という意識を持っていただき、粗大ごみの減量につなげる」と明記しています。

 それを今になって粗大ごみ減量の効果が薄いからと言って負担の公平性とか受益者負担だと言い出すのはごまかしとしか言いようがありません。

 私は市当局のこの姿勢に対して、「有料化をすればごみが減るという安易な考え」だと批判し、「市民に負担増を求めるにあたっては、それが本当に必要なのか、負担の程度は適切なのか、そして負担増に見合う効果はあるのか、この3つの角度から考え、検証していくべきだ。」と指摘しました。
 この問題は単に粗大ごみ等有料化だけにとどまらない、重要な課題だと思います。
posted by こうじろう at 17:01| Comment(0) | 市政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする