2017年01月17日

水道事業会計健全化へ、府営水負担軽減を 16年決算審議から10

 2016年の決算特別委員会の審議で明らかになったことの一つに、水道事業財政の健全化のためには、府営水の料金負担軽減が不可欠だということがあります。この問題は2015年9月議会の私の一般質問でもとり上げており、そこでは京田辺市の水道事業全般についての議論をしながら、市の水道事業会計の健全化にとって府営水の料金負担を軽くすることが不可欠だ指摘しています。(詳しくは16年10月13日の記事「水道事業経営に占める府営水費用の重み 9月議会一般質問から6」をご覧ください)

 この記事でも紹介していますが、2014年度の水道事業財政における給水原価(1立方メートルの水を供給するための原価)は170.19円でした。それが2015年度には160.66円にまで下がっています。比較のために給水原価の内訳の円グラフを、2014年度と15年度分を掲載します。
9月画像2.JPG

15年度給水原価円グラフ画像.JPG

 この内訳のうち「受水費」というのが府営水の料金負担を示しています。14年度から15年度にかけて9.53円ほど給水原価を下がいっていますが、その大半は受水費の減額(マイナス8.94円)によるものです。

 その背景には、府営水の料金負担を押し上げる要因の一つである「基本水量」が一日あたり300tほど引き下げられたことがあります。「基本水量」は実際に利用者である市民の水の使用量に関係なく、いわば「定額負担」のような形で負担することになっており、それが過大である為に、この間、私たちが「カラ水」と批判してきたような問題も生じています。

 それが15年度は、京田辺市の「基本水量」分を木津川市に融通する形で引き下げましたが、「基本水量」が一日300t減っても、京田辺市の水道事業には水不足などの不都合は一切生じませんでした。それどころか、給水原価を押し下げる効果もあります。

 これらのことは、府営水の「基本水量」の見直しや、その料金負担の軽減が京田辺市の水道事業会計の健全化にとっても重要な意味を持つことを示していると思います。
posted by こうじろう at 18:37| Comment(0) | 市政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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