2017年04月17日

京都府による府営水押しつけは問題 17年3月議会一般質問から3

 今日の記事は4月13日の記事「府営水と自己水のバランス 17年3月議会一般質問から2」の続きです。

 府営水と自己水のバランスを考える上で見過ごすことができないのは、府営水の「売り手」である京都府の動向です。京都府は現在、2018年度から22年度の府営水道事業の課題などを示す「京都府営水道ビジョン」の改訂に取り組んでいますが、その議論をしている「京都府営水道事業経営審議会」の議事録やそこへ出されている資料には、府下の市町に対して「もっと府営水を使え」と求める発言が出されています。

 例えば昨年8月29日の第5回会合では「自己水から府営水への転換を進めるためにも府営水の信頼が大切」といった発言があり、事務局である京都府が審議会に示している資料には「経営に影響を与える懸案事項」の一つとして「府営水の更なる活用について、協力いただくことが必要です」と、公然と府下の市町に対して府営水をより多く購入するように迫っている部分もあります。

 水道事業は、水道法に基づいてそれぞれの地方自治体が独立して経営することになっています。それを京都府が市町に対してより多く京都府の水を使えと迫ることは、市町の自治を侵すことにもなりかねない問題だと思います。
 そもそも府営水経営の責任は京都府にあるのであり、自らの努力を棚に上げて市町へ「もっと買え」と迫るようなやり方はおかしいと思います。

 実はこういう議論がされている「京都府営水道事業経営審議会」には京田辺市長も委員の1人として加わっています。それで私の一般質問ではこれらの問題を示して、市長に同委員の一人として、市町に対して水を使えと迫るようなやり方は改めるよう審議会でも発言すべきだと求めました。

 市長からは「京都全体の中で水を大切にしていく。それに府が市町にこれだけ水を使えというようなことは言っていない。府とも協力していく。水源保全や水の確保は大切な課題だ。」と答弁がありました。その内容は当然だと思いますが、この問題は引き続き議論していきたいと思っています。

(この項は終わり)
posted by こうじろう at 17:21| Comment(0) | 市政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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