2019年02月05日

金沢市の防災広場〜総務委員会視察報告2

DSCN83690002.jpg

 昨年11月8日には石川県金沢市を訪問して、防災広場をテーマにした視察研修を行いました。金沢市では市の東西南北それぞれの方面に、防災備蓄倉庫や防災拠点広場を整備されています。私達はそれらの中で、市東部方面にある「大桑防災拠点広場」を訪問して見学してきました。委員会の行政視察は、訪問先の市役所などで行うことが多いですが、今回は防災広場そのものを見学するために現地で行いました。

 大桑防災拠点広場は金沢駅から車で15〜20分程度の場所にあり、元は果樹園などであったようですが、金沢市が用地買収して2015年4月に完成した施設です。事業費は用地費が約11億1700万円、工事費などが約6億1600万円で、合計約17億3300万円です。
DSCN83940004.jpg

 大桑防災広場の面積は11797平方メートルで、施設としては、建物では防災備蓄倉庫と、屋根付避難広場(公衆トイレ付)の2つで、他に耐震性貯水槽や防災井戸、マンホールトイレ、非常時にはカマドとして使えるベンチ、スツール(背もたれのないイス)が配置されています。また中央にヘリポートしても使える多目的広場があります。
DSCN83930003.jpg

 上の写真で左にあるのが防災備蓄倉庫です。この倉庫には簡単な事務室のような部屋が一つあり、視察では最初にその部屋で40分程度の説明をお聞きして、後は防災広場を歩いてまわりながら説明していただきました。右にあるのが屋根付避難広場です。こちらも建物としてはけっこう大きいです。

 この屋根付広場では、柱の内側に下の写真のようにオープンスペースをぐるりと囲むように取っ手のようなレールが配置されています。これは非常時に必要に応じてビニールシートなどをかけて風除けにしたり、閉じた空間としても使用できるように工夫されています。
DSCN84030005.jpg

 他にも災害時の対応を考えて幾つかの工夫がされた設備でした。この防災広場は平時は普通の公園として市民の憩いの場として提供されたり、各種の防災訓練や研修などにも積極的に利用されているそうです。ただ非常時用ということもあり、一般的なイベントなどでの貸し出し・利用はされていないとの事です。

 京田辺市でも防災広場の整備を計画していますが、その計画をより良いものにする上でも役に立つ視察だったと思います。
posted by こうじろう at 18:30| Comment(0) | 議会の外で | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: