2019年02月27日

「地域交通政策づくり入門」を読んで

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 今回読んだのは、自治体研究社から2017年7月に発行された「増補改訂 地域交通政策づくり入門 人口減少・高齢社会に立ち向かう総合政策を」です。編著は土居靖範さん、可児紀夫さん、丹間康仁さんです。
 この本は、京田辺市の議員研修会で「公共交通」をテーマとすることを日本共産党議員団として提案し、その講師を土居靖範さんにお願いしたときに、土居さんから参考までにと紹介していただいたものです。

 全部で160頁程度のコンパクトにまとまったもので、内容は交通政策について、国などの動向にふれながら、住民が安心して暮らせる地域づくりにとって交通政策が不可欠であることを、実例や日本国憲法に示された基本的人権の保障という観点から述べられています。
 また理念的な事だけでなく、岐阜市を始め様々な自治体で、各地域の状況に合わせて取り組まれている具体的な交通政策についても紹介されています。

 全体を通して、交通政策づくりには実態をよく調査し、研究するとともに、住民の声にもとづいて地域ぐるみで取り組むことが重要であると感じました。
 最後の方には、交通政策づくりに役立つ具体的な提言や進め方の提案もされています。

 地域の公共交通を考えるには、その理念や理論的な土台が大切ですが、同時にそれぞれの地域に応じた柔軟な創意工夫も必要になります。その両方を考える上でも参考になる一冊でした。
posted by こうじろう at 19:16| Comment(0) | 議会の外で | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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