2019年09月25日

都市農業政策転換の背景〜19年9月議会一般質問2

 今日の記事は9月23日の記事「都市農業の振興、発展へ〜19年9月議会一般質問1」の続きです。
19年9月画像2.JPG

 政府の「都市農業振興基本計画」(上の図はその概要図です)では、なぜ今の時期に都市農業の位置付けを180度転換するようになったのか、その背景についても幾つか、指摘をしています。その最初にあげられているのが「食の安全への意識の高まり」であり、身近な農地で生産された新鮮で安心・安全な農産物への要求の高まりということです。

 さらに農業に対する関心の高まりと、農業を通じた地域コミュニティの形成という面での役割の評価。そして防災面でも災害被害の減少ということでの期待や、都市環境・景観という面からも緑の保全という機能が注目された事が指摘されています。

 それらを踏まえ、都市農業の機能として、@農産物を供給する機能、A防災の機能、B良好な景観の形成の機能、C国土・環境の保全の機能、D農作業体験・交流の場の機能、E農業に対する理解醸成、理解を深め促進するの機能、の6つをあげています。

 そして私が非常に大事だと思う事は、この6つの機能を同等に位置付けるのではなく、@の「農産物を供給する機能」が最も重要かつ基本となるものだとされていることです。それ以外の機能、防災や景観形成、は公園等で補うことができるし、農業体験、農業理解の促進には、実際の農業そのものが不可欠だとしています。だからこそ、都市農業の安定的な継続には、農業政策そのものの本格的な推進が必要なのです。

 またこの点に関連して、農業政策の本格的な推進には国民全体の理解が不可欠だと思いますし、農業に対する国民の理解を深めるためには、都市部の住民の身近なところで農業が営まれていることが非常に大事なのだろうと思います。

に続く)
posted by こうじろう at 17:45| Comment(0) | 市政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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