2019年10月09日

都市農業振興へ問われる市長の認識〜19年9月議会一般質問4

 今日の記事は10月7日の記事「都市農業振興に向けて〜19年9月議会一般質問3」の続きです。

 京田辺市でも「都市農業振興基本計画の策定を」という質問に対して主に答弁にたったのは市の農業政策を担当する経済環境部長でした。同部長との議論は、不十分なところは感じられるものの、都市農業振興基本法制定などの国の政策展開を踏まえてどう進めるかという議論になったと思います。

 ところが、市の都市計画などを担当する建設部長に対して、都市農業振興基本法や国の都市農業振興基本計画を受けて、都市計画を担当する部局としてどう取り組むのかと質問したところ、帰ってきた答弁は「都市計画は農業を支援するものではない。」という素っ気ないどころか都市計画とは関係ないと言わんばかりのものでした。

 これには私は「そういう認識を国が180度変えたのが、今度の都市農業振興基本法だ。その点を理解しているのか。」ときびしく批判しました。実際に国の基本計画で打ち出された今後講ずべき施策の中には、たとえ今は市街化区域内にあっても将来にわたって保全すべき農地については市街化調整区域へと編入する事の検討や、都市計画マスタープランに「都市農地の保全」を位置付けるなど、具体的な都市政策でも幾つか示されています。

 建設部長の答弁、都市農業振興についての認識は、国の取り組みとはまったく違う、遅れたものであるとともに、国の政策転換を受けて曲がりなりにも進めようとしている経済環境部の認識とも違うものではないでしょうか。

 都市農業の振興という課題で、それぞれがかかわり担当すべき二つの部局の認識が違うのではないかという点で、市政のトップである市長の見解を質しました。本来なら市長自身が国の都市農業政策の転換を受けとめて、市行政全体としてどう取り組むのか、必要な指示などを出すべきだと考えたからです。

 しかしこの点で残念ながら市長は答弁にたちませんでした。京田辺市においても農業は非常に重要な産業でもあります。そして国がその振興に向けて本格的な取り組みを進めようとしている時に、そういう情勢をどう判断し受けとめ、市行政が一丸となって推進する上で、市長の役割が問われているのではないかと思います。

に続く)
posted by こうじろう at 18:35| Comment(0) | 市政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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