2020年06月08日

綴喜教職員組合と日本共産党市議団が懇談

 先日、私たち日本共産党京田辺市議団と、綴喜教職員組合の役員の方たちとの懇談会を持ちました。京田辺市では3月はじめに公立幼稚園、小中学校がいっせい休業に入って以来、およそ3ヶ月間にわたり新型コロナウイルスの影響で学校の休業が続き、この6月にはいってようやく再開しました。

 綴喜教職員組合のみなさんはこの間、京田辺市教育委員会に休業中の子どもたちの学習権の保障をはじめとしたテーマで何度か、申入れも行われています。学校再開の見通しが具体化した5月下旬には「新型コロナウイルス感染対策と学校再開にむけての第3次申し入れ」も教育委員会に行なわれており、懇談ではその内容とともに、再開後の学校のリアルな様子も含めて現状を教えていただきました。

 教職員組合の方からは「学校では給食も再開し、授業時間も6校時までするなど、急速にほぼ通常通りの状態になっている。しかし3ヶ月間、学校に来なかった子どもたちがそれに落ち着いて対応できるのかと心配もある。」という声や、「夏休みも短縮する方針だが、夏の暑さ対策をどうするのか心配。京田辺市は小中学校ともすべての教室にクーラーがつけられたが、換気のため窓をあけるのでクーラーがきくかどうか。それに1年生が下校する時間帯が日中で一番、暑くなる。そんな時期に登校させるのかという問題もある。時間数の確保にこだわらず、子どもたちや学校の実態に即した工夫がそれぞれにできるようにすることが必要。」などの意見もお聞きしました。

 また新型コロナウイルス感染防止策との関係で、マスクや消毒液などの資材の確保についての課題、授業のあり方や給食に関わる課題なども、かなり具体的にお聞かせいただきました。中には、ボールを投げあうと感染する可能性があるということでドッジボールは禁止だけど、ハンドボールクラブの練習は再開するなど、私たちが聞いていても「それってどうなの?」と思うような話もありました。

 改めて出されたのは1クラスの人数が35人というのが多すぎるという実態です。教室に35人も子どもがいると、1mの間隔をあけるのが精一杯という指摘も出され、この点からも1クラス20人程度とする少人数学級編成が重要な課題であると思います。

 他にも子ども本人や家族に基礎疾患があり、感染の不安を感じる場合には、無理に登校しなくてもいい、学校に来なくても「欠席」扱いにはしないとされているようですが、一方で、そのように登校しない子どもの学習権の保障はどうするのかという問題にきちんと対応できるのかと、現場でも悩んでいるお話もお聞きしました。

 新型コロナウイルス対策という新しい事態や、3ヶ月間の休業からの再開という困難がある中で、学校現場でどういうことが起きているのか、学校のみなさんがどういう悩みをもち苦労しながら、子どもたちの健康を守り、学習と成長、発達を支えようとされているのかが伝わってくる懇談となりました。

 私からは、日本共産党は6月2日に「子どもたちの学び、心身のケア、安全を保障するために 学校再開にあたっての緊急提言」を発表したこと、その中で「子ども一人ひとりを大切にする手厚い教育が必要」「子どもの実態から出発する柔軟な教育の必要性」を強調し、「教員10万人増などの教育条件の抜本的整備」「子どもの実態に応じた柔軟な教育のために、学習指導要領の弾力化を」の2点を提案している事も紹介して、特に教員増をはじめとした学校環境の整備、充実について取り組んでいきたいと述べました。

 学校現場の具体的な状況やそこで苦労し努力されているみなさんの実態が良くわかる懇談となり、その内容をこれからの私たち議員団の活動にもしっかりいかしていきたいと思います。
posted by こうじろう at 16:35| Comment(0) | 日常の取り組み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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