2020年07月22日

職員の出張手当を廃止へ〜枚方京田辺環境施設組合臨時議会

 今日の午後、枚方京田辺環境施設組合の臨時議会が開かれました。枚方市、京田辺市が共同で進める新ごみ焼却場建設事業を担う組合で、両市議会から選出された計12名の議員で構成しています。定例の議会は、予算を審議・採決する2月と、決算を審議・採決する11月ですが、枚方市では毎年、議会の役員改選が5月に行なわれており、枚方市から選出される議員が変更になったりすることもあるので、毎年7月に臨時議会を開いています。

 そのためこの時期の臨時議会は、議長の選出など組合議会の役選だけで終わるのが普通ですが、今日は組合の職員旅費条例改正議案の質疑と採決もありました。その内容は、組合職員が日帰り・宿泊などで出張に行った際に支給していた日当(宿泊の場合は2500円、日帰り出張は距離に応じて最高4千円まで)を廃止するというものです。

 京田辺市では3年前に京都府内の市のトップを切ってこの職員の出張手当を廃止しています。そして枚方市でも昨年12月に職員旅費条例を改正して廃止しました。組合の職員は両市の職員が出向できているので、両市とも出張手当が廃止になったことを受けて、廃止するというものです。

 この酋長手当廃止のための条例改正議案では、私は2点、質問しました。1点目は、出張手当の廃止は労働条件の引き下げではないのか、組合執行部の認識を問い、2点目は、出張手当の廃止にあたり、両市の労働組合などと協議し、合意などしたのか、その経過を明らかにするよう求めました。

 組合執行部の最初の答弁は、旅費に関わる日当は「実費弁償の性質のもの」として労働条件にはあたらないとし、両市の組合にはそれぞれの市から説明、交渉を経て合意されたと聞いている、というものです。

 私は再質問で「そもそも出張には通常の業務とは異なる精神的な負担などがあり、それに対する手当として、出張手当がある。またその出張手当は労働条件の一つであるからこそ、それぞれの市が労働組合とその廃止について協議、交渉したのではないのか。」と指摘しました。

 これに対し組合執行部は「日当については、手当ではない」と答弁しました。要は手当ではないから労働条件の引き下げではないと言いたいのでしょうが、あまりにごまかすような主張だと思います。なんだか安倍首相が桜を見る会疑惑で言った「募ってはいるが募集はしていない」を思い出させるような答弁です。職員の労働条件の引き下げにつながる条例変更を正面から認めない態度は問題です。

 この条例改正議案には、枚方市の日本共産党の議員である広瀬ひとみ議員が反対討論にたち、民間でも9割近い企業で出張手当が支給されていることを示して、手当の廃止は労働条件の改悪に他ならないと批判しました。採決で反対したのは私と広瀬議員の2名だけでした。

 組合議会は今のところは、国道307号を西に向かって枚方市に入ったところからすぐにある枚方市東部清掃工場の建物内で開かれています。その3階が会場になりますが、そこからは北にある甘南備山がよく見えます。下の写真は今日撮った夏の甘南備山です。形のよい山だと思いますよ。
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posted by こうじろう at 19:16| Comment(0) | 議会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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