2017年12月14日

学校の様子を参考人がリアルに説明〜学校、教育条件の充実求める請願審議

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 今日は文教福祉常任委員会がありました。12月議会に提出された学校、教育条件の整備・充実を求める請願も審議されるので、私もその紹介議員の1人として出席しました。上の写真はその時のもので、委員が座っている席と向き合うところ、普段は市当局が座っている場所に座っています。左端で立って請願の内容を説明しているのが、岡本亮一議員、そして私、西畑利彦議員と3人の紹介議員が並び、右端にいるのは請願提出者を代表して「参考人」として出席された元教員の方です。

 この教育請願は毎年12月議会に提出され、文教福祉常任委員会で審議されています。昨年、一昨年は私は同委員会の委員長をしていたので紹介議員にはなりませんでした。2014年には総選挙があった時で、日本共産党議員団で相談して紹介議員は岡本亮一議員1人にすることにしました。そんなわけで4年ぶりに紹介議員になって少し緊張しました。

 審議の最初に紹介議員、参考人への質疑が行なわれます。参考人を務めた方は、八幡市で15年、京田辺市で桃園小、田辺小、松井ヶ丘小で22年、小学校の教師をされた方で、3月に退職して八幡市の小学校の講師をされており、教職員組合の役員もされている方です。

 3月まで現役の小学校教員をされていて今も八幡市で講師をされているだけに、小学校の具体的な様子がよくわかる発言をされていました。請願には京田辺市の小中学校で現在は3校に1人の割合で配置されている学校図書館司書の増員を求める項目もあります。

 1人の司書が3校を受け持つので1週間単位で順番に3つの学校を回っています。しかし八幡市では現在、1校に1人の司書が配置されているので、それとの比較で図書館司書の重要な役割も明らかになりました。

 参考人の方は「京田辺市でも学校図書館に司書が配置されて子どもの事を第一に考えて勤務され、図書室の雰囲気が大きく変わるなどよくやられていると思います。ただ八幡市では1校に1人の配置で毎日、司書がいるので子どもの実態をよく知っている。司書の前と担任の前では子どもは様子が違うが、それを司書が担任に教えてくれる。京田辺市は3校に1人配置で、学校から見れば司書も3週間に1週間の勤務で司書が『お客さん』のようになってしまう。八幡市では、司書も職員の一員となり図書館の様子が学校全体によく伝わっていく。」と述べられていました。

 また学校の改修にかかわって、プール改修の要望があることについても「田辺小は全体的に老朽化しているのと、低学年用の浅いプールがないので、低学年が使用する際には水を抜いたり、一部範囲に台を置いたりしているので、新設してほしい。松井ヶ丘小はプール内の壁面などが劣化してザラザラしている。田辺東小はプールサイドの水はけが悪く、教師が話をする時に子どもは水溜りに座る感じになる。」と説明されました。

 学校現場の課題がよくわかる発言だったと思います。しかし残念な事に今日の文教福祉常任委員会ではこの請願に賛成したのは日本共産党の横山栄二議員一人(増富理津子議員は委員長なので採決には加わりません)で、不採択となりました。これからも審議で出された課題の解決に向けて取り組んでいきたいと思います。
posted by こうじろう at 18:34| Comment(0) | 議会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月13日

国保税引上げの可能性を提示〜総務常任委員会

 今日は総務常任委員会が開かれました。今議会は総務委員会には請願も条例改正案などの議案も提出されず、市当局が提出した一般会計補正予算案と松井財産区特別会計補正予算案について、総務常任委員会が所管する分野についての審議をしました。ただ補正予算案で新規に提案されているものはなく、当初予算執行の中で経費額や国、府などの交付金額が確定した事にともなう修正がほとんどでした。そんなわけでそれらの審議は30分もかからずに終了しました。

 その後、委員会としての所管事務調査を行いました。テーマは、@コンパクトシティ構想について、A防災について、B国民健康保険制度についての3つで、前半にそれぞれに関係する担当部局への質疑を行い、後半は今後の進め方などについての委員間討議を行いました。
 所管事務調査には全部で3時間くらいかかりましたが、議案関連審議がいつもよりかなり短かったので珍しく午後3時過ぎにはすべて予定が終了しました。

 テーマの一つである国民健康保険制度については、来年度から市町村が運営していた国保制度が全国的に都道府県が運営主体に移行するという大きな制度変更があることから、その内容や市民への影響などを調査するために設定されたものです。

 ところが来年4月からの制度移行にもかかわらず、具体的な制度設計がなかなか京都府から示されません。9月議会にこのテーマで委員間討議をしたときには、秋には府から具体的な方針が示されるだろうから、それを踏まえて閉会中に審議して12月議会では調査のまとめをする予定でした。しかし実際に京都府が方針を示したのは11月末から12月上旬になってからで、今日の事務調査で各議員もようやく現段階の状況を確認しました。

 ところが今日の時点でも来年度、市民が負担する国保税額がどうなるのかという具体的な数値は示されず、それは来年1月中旬までに国、京都府が示した数値を踏まえて決まるとの事でした。

 京都府の今の段階の試算では京田辺市は制度変更により、国保税額の増加率が府内で3番目に高い位置になるようですが、「激変緩和措置」を行うことでかろうじて現状維持になるとされています。

 しかしこれについて担当課長の今日の説明では、京都府の試算の元になっている京田辺市の数値は16年度国保事業実績によるもので、17年度は16年度と比べて数値がかなり悪化しているので、今の京都府の「激変緩和措置」のままであれば18年度の保険税額は引き上がる可能性があるとのことでした。

 京都府の方針や財政支援の具体的な部分が1月にならないと確定しないのですが、こういう状況のまま、住民に国保税の負担増が押し付けられるとはとんでもない事だと思います。府の方針提示が大幅に遅れ市当局も住民に説明する時間が十分に取れないまま、保険税引上げだけが強行されるようなことはあってはならないと思います。今からでも無理な国保広域化は見直すべきではないかと思いました。
posted by こうじろう at 18:20| Comment(0) | 議会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月07日

学童保育、学校施設の拡充、北陸新幹線の見直しを要求〜一般質問3日目

 今日は一般質問の三日目で、日本共産党議員団からは岡本亮一、西畑利彦両議員が質問にたちました。

 岡本議員は地元の三山木小校区の学童保育施設がいっぱいになっていることや、同小学校が児童数の急増により体育館、運動場が手狭になっている事を示してその改善、抜本的な対策を求めました。学童保育では専用施設は充実していますが、それだけでは施設が足りずに三山木小の特別教室などを利用していますが、現地調査を踏まえた追及で迫力がありました。運動場の改善でも、三山木小の運動場は児童一人あたりの面積で文部科学省の設置基準を下回っている事を示しての追及でした。
 ただ市教育委員会の答弁は、学童保育施設については学校施設の活用に固執し、新たな施設拡張には背を向けるものでした。

 西畑議員は北陸新幹線の問題についてとり上げました。巨額の地元負担が予想される事や京田辺市のまちづくりにとって大きな負担となることから計画の中止を求める立場から議論しましたが、市当局の答弁は京都府が京田辺市周辺の工業用地開発や宅地開発などで大きな経済効果があると試算しているとして「多額の費用がかかってもそれに見合った効果が得られる」と強弁しました。

 この点では北陸新幹線京都南伸計画を強引に進めている京都府の責任は重大だと思います。そして新幹線新駅設置の見直しを求めるべきだと迫りましたが、「新駅は国がしっかりと検討された結果、京田辺にもってくることになったのであり、本市から見直しを求めることはない。」と述べています。

 事実経過を見れば今年の初めまでは京田辺市ではなく精華町へという計画であったのが一転して京田辺市に決まったのであり、とても「国がしっかり検討した」とは言えないことは明らかで、市の答弁も強引なものだと思います。
 これらの点は今後も日本共産党議員団として、取り組んでいきたいと思います。
posted by こうじろう at 19:09| Comment(0) | 議会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月06日

避難所運営訓練の積極面をとり上げました〜一般質問二日目

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 今日は12月議会一般質問の二日目で、私も2番目に質問にたち、4つのテーマで質問しました。

 今回は最初のテーマである避難所運営訓練について、その積極的な内容などをできるだけ紹介しながら、今後さらに充実させていくためにどうするかという角度からとり上げるように心がけました。
 自分ではある程度、出来たと思うのですが、一週間くらいたてばインターネットを通じて録画配信されるので、それをご覧いただき、ご意見を聞かせてもらえばと思います。

 原発事故対応に関しては、質問を準備する中で改めて政府が色んな課題をなおざりにしたまま「再稼働ありき」になっていることを痛感し、再質問ではそのことを強く批判する議論になりました。準備していた時にはそこまで踏み込む予定はなかったのですが、自分で質問してても国の無責任な対応はあまりにひどいと感じて厳しく迫る事になりました。

 地域の課題では二つとりあげ、その進捗状況などを確認しました。いずれも数年前から求めているものですが、具体的な形になるには本当に時間がかかります。
 今日の私の一般質問の詳しい内容については、また改めてここで紹介したいと思います。

 夜には「新しい京田辺市をつくる市民の会」の幹事会が開かれました。11月19日に、民主府政の会京田辺・綴喜連絡会と共催で「こんな町だったらいいな〜京田辺・綴喜の明日を語る懇談会」を開き、それぞれの団体や地域で取り組んでいる要求運動などを互いに交流する企画を持ちましたが、その感想などを互いに出し合いながら、今後の運動についてみなさんと相談しました。
posted by こうじろう at 20:55| Comment(0) | 議会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月05日

就学援助・入学準備金の入学前支給を表明〜一般質問が始まる

 今日から12月議会の一般質問が始まりました。日本共産党議員団はこの間、就学援助のうちの「入学準備金」の支給について、入学年度の6月末になっている状況を改善し、入学前に支給するよう毎議会の一般質問で求めてきました。12月議会ではこの課題について、日本共産党では増富議員が今日の質問でとり上げていますが、他の2会派の議員もとり上げており、今回は3人の議員がとり上げています。

 そして今日、この課題で最初に質問した一新会の松村議員の質問に対し、山口教育長が答弁に立ち、2018年度の入学生から「入学準備金」について入学式までに支給できるようにしていく、と表明しました。今日の最後の質問にたった増富議員にも同様の答弁がありました。
 まだ幾つかの課題は残されているようですが、長年取り組んできた要求が一つ実現できて良かったと思います。

 なお松村議員は中学校給食の課題についてもとり上げており、「中学校の昼食について市民ののぞむ形で実施するには多額の財源も必要だが、それを踏まえて市長として早期に決断してほしい。」と求め、市長から「方式にはそれぞれメリット、デメリットがあるが、良い昼食の実現に向け早い時期に決断していきたい」、「予算面など色んな課題がある、財政面の課題も検討しながら結論を出したい。大きな事業だと思っている。」と答弁がありました。

 これまで一新会はデリバリー弁当方式にこだわって中学校給食の実施には消極的だったと思いますが、市民の声に押されて市長に給食実施を迫らざるを得なくなったのではないかと感じました。

 また松村議員が所属する一新会は3月議会の会派としての代表質問で北陸新幹線京都南進計画を積極的に推進する態度を表明し、松井山手周辺に新幹線駅設置が発表されて以降もそれを歓迎する態度を表していました。今日の松村議員の質問ではこの新幹線新駅設置について、松井山手周辺ではなく京田辺市の中心部、JR京田辺駅周辺に引っ張ってきてはどうかと提案していました。

 市長からは「意見として聞いておく」というそっけない反応でしたが、北陸新幹線京都南進計画を歓迎、推進している人たちの間でも新駅設置場所について違う意見があることは、この計画がいかに地域の要求や実情と無関係に進められてきたかを表しているようで興味深く議論を聞いていました。

 他にも同僚の横山議員の介護保険や保育士確保の議論など大事な議論もありました。これらの一般質問の議論をこれからの議会活動でもさらに深めていく事も必要だと思いました。
posted by こうじろう at 19:30| Comment(0) | 議会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする